2022.07.15

前田真実果の“暗号資産投資”はじめてみました！　Vol.87

前回は中国で発生したとされる大規模な個人情報漏洩事件で、ハッカーが盗んだ情報をビットコインで売却する意向を示しているというニュースについて触れました。
詳細はぜひ前回のコラムを読んでいただければと思うのですが、その後1週間経ちますが続報はありません。
中国は情報統制が厳しいことでも知られていますし、当局が今捜査を行っているため情報が出ないのかもしれませんね。もしかしたらこの事件自体がハッカーを名乗る人物の嘘である可能性も否定できません。10億という数字の大きさを見ても、続報が気になるニュースです。

そして気になる収支の方。
実はこの3週、収支はプラスになり続けています。とは言っても、徐々に微プラスを乗せている感じですので、含み益はわずか3,500円です。
そろそろ大きな上乗せが欲しいなと感じる頃ですが、今週はどのような結果になったでしょうか？

今週はレンディングサービスに預け入れているビットコインも含めて約3,500円のプラスとなりました。ちょっとずつではありますが、なんと4週連続のプラスです。

コラムを書いている今の時点で、ビットコインは約285万円、イーサリアムは約16万5,000円と、ともに先週よりも価格を伸ばしています。今週もビットコインが一時260万円を割る勢いを見せるなど、不安定な状況は変わりませんでした。それでも、週末にかけて一気に価格を戻しています。

今週、暗号資産（仮想通貨）市場を大きく動かす要因となったのは、アメリカで13日に発表された消費者物価指数（CPI）の存在です。最近、様々なニュースでよく見かけるようになったインフレ動向を判断する指標ですね。

このCPIは特に今年、物凄い上昇を見せています。この数値が上昇するということはインフレが進行しているということを表しているため、上昇し続けているということはそれだけ事態は深刻さを増しているということになります。

今回6月のCPIが発表されたのですが、市場の予測が8.8%だったのに対し、実際の数字は9.1%という結果に。これを受け、アメリカの株式市場や暗号資産（仮想通貨）市場は大きく下げるかたちとなりました。
そのため、ビットコインもさらに下げるかなと思ったのですが、ここで助け舟が現れたのです。

CPIの結果から、インフレが深刻であるとみたアメリカのバイデン大統領が声明を発表。内容としては、今回発表されたCPIはあくまでも6月のもので、7月は改善する可能性があるというものでした。大統領がCPIの発表を受けて声明を発表するのでは異例のことだそうです。
この声明を受け、株式市場や暗号資産（仮想通貨）市場は急上昇。結果、先週比でプラスにつなげる勢いを生み出しました。

もちろん、まだまだ油断はできません。依然としてインフレ状況が良くないのもありますし、暗号資産（仮想通貨）の値動きは非常に激しいため、ビットコインも再び今年の最安値付近まで下落という可能性があります。

現在の相場は非常に不安定だということを忘れずに動向を見守っていきたいですね。

私のコラムが雑誌でも掲載！

今回はちょっとしたお知らせ？回になりそうです。
この見出しにもう書いちゃってますが、実はこのたび、月刊暗号資産さんの本誌で、私の担当連載ページを持たせていただけることになりました！

本誌では過去に一度、私のポートレートとインタビューが1ページ掲載されたことはありました。しかし、今回はなんと2ページで、なおかつ毎月連載することとなります。
このオンラインコラムを書き始めてもう1年8ヵ月ほどになりましたが、ついに本誌に昇格（？）させていただくことに。これも普段読んでくださる皆さまあってのことです。ありがとうございます。

内容としては、私が様々な暗号資産イベントにお邪魔させていただき、そのレポートや率直に感じたことを書いていくというコラムページになります。
今まで、このWebコラムでは私の資産運用や暗号資産（仮想通貨）にまつわる時事トピックなどを取り上げてきましたが、雑誌の方はまた違った内容になります。ですので、今後は誌面だけにしか載せない情報や写真などもたくさん載るかと思います。ぜひお手にとってご覧いただけるとうれしいです。

ちなみに、今回のコラムが掲載されて数日後の7月21日（木）発売号から私の連載ページが始まるのですが、ひと足先にチラ見せします。

気になる方はぜひ下記のリンク先、もしくは書店でご購入くださいね。
暗号資産onlineのみご覧いただいている方も、主に本誌を購読されている方もいらっしゃるかと思いますが、Webと本誌の両方で連載させていただくことで、その架け橋になれたらいいなと思います。

今回の表紙はこれまでとは一風変わったデザインになっています。編集部の方もかなり気合いを入れて取り組まれたとのことで、中身もこれまでやったことがない内容となっているとのこと！

雑誌の購入はこちらから

せっかくですので、今回の雑誌掲載に至るまでの経緯を少しだけお話ししますね。

ちょうど先月、担当氏（連載初期に「編ねこさん」として私が勝手によく登場させていました）からこのコラムの件で打ち合わせをさせてほしいとのことで、連絡がありました。当日、「え、前にもらったのになぁ」と思いながら名刺を頂戴すると、肩書きに副編集長の文字が！（おめでとうございます）

その時にこの春から就任した新編集長をご紹介いただきました。この編集長、とても変わった経歴の持ち主なんですよ。詳しくは本誌7月号の編集長挨拶のページでご確認いただきたいのですが、これまでされてきた活動の中で“自身のブランディングを本気で考え続けて”こられ、その結果がSNS上の数というかたちでも実証されています。自分自身のブランディングというのは、私自身これまでレースクイーンやモデルのお仕事をするうえで、とても重要な部分であり、課題であり続けたものでした。
どう見せるのか、どのように提示すれば人に届くのか、そういったところにフォーカスされてきた方が新しく作っていくかたちに私もワクワクしています。

私は暗号資産（仮想通貨）に対し、投資はもちろんですが、お金のかたちの行方、これからの時代に合った在り方に興味を寄せています。イベント訪問を通して暗号資産（仮想通貨）の最先端に触れ、考えを深めて皆さまにお伝えしていけたらと思っています。