月間暗号資産

前田真実果の“暗号資産投資”はじめてみました! Vol.76

前回は国内でも様々な事例が増えているメタバースについて触れました。

世界に目を向ければ、メタバースの火付け役となったメタ社(旧Facebook)がメタバース製品の実体験ができる「メタストア」という実店舗をオープンしました。このストアでは、展示されている実際の商品をメタバース内で体験することができ、実物を購入することができるとのこと。
そのため、事前にメタバース上でチェックをしてから実店舗に向かうということもできます。

メタバースのあらましは分かったものの、「結局何なの?」という方が多くいらっしゃるのではないでしょうか? かく言う私も実際のところ、なんだかふわふわしたイメージ世界にとどまっています。やはり実際にその世界を体験してみないと実感が湧きにくいのではないでしょうか。今回のメタストアはそのイメージと現実の乖離を埋めて、より多くの人をメタバースに近づける入口になるんだろうなと思います。私もまずはNFTの一つでも作ってみたいなぁと思い馳せる今日この頃。

さて、収支の話に移りましょう。
前週は7,000円ほどのプラスとなりましたが、近頃はビットコインが500万円をいったりきたりする不安定な印象です。元々、暗号資産(仮想通貨)の価格は変動が大きいものではありますが、少なくともポジティブな状況とは言えません。今週の私の収支はどうなったでしょうか。

BitLendingに預けている分も含め、約1万2,000円のマイナス……。市場が非常に不安定なため、その煽りを受けた模様。

このコラムを書いている時点でのビットコインの価格は約500万円。イーサリアムも約37万円と、先週と比べて8〜9%ほど価格を下げました。
前回のコラムアップ直前には一時550万円ほどまで上昇したビットコイン。ですが、今週は週明けから調子が芳しくなく、480万円台まで落ちる場面もありました。

これだけ不安定な推移を見せる要因としては、FRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長の存在が大きいのだとか。
昨年からアメリカではインフレ対策として、金利を上げる動きがありました。その対策は続いており、FRBは金融市場が警戒する0.5%の利上げを検討しています。

「利上げ」とは、簡単に言えば金利が上昇することで、利息が増えますからお金を借りて設備投資をしようという企業や個人が減ることになります。
これはインフレ対策としては効果があるものですが、それと同時に金融市場に私財を投じている人からすると、早期に撤収してお金を返す準備をしなければならなくなるということでもあります。
そうなれば市場からお金が減ってしまうので、金融市場的には急激な利上げは避けてほしいわけですね。

先ほど触れたパウエル議長はたびたびこの利上げに言及していて、0.5%の利上げに積極的な姿勢を示しています。
本コラム掲載直後の5月3日、4日にはFOMC(米連邦公開市場委員会)が行われ、そのあとパウエル議長の会見が予定されています。この会見には世界の金融市場関係者の注目が集まるでしょうから、内容次第では株式市場、そして暗号資産(仮想通貨)市場にも大きな動きが見られるかもしれません。

Twitterの買収を発表したイーロン・マスクさん

最近、世界を驚かせるニュースが流れましたね。
あの電気自動車テスラ社のCEO、イーロン・マスクさんがTwitter社の買収に合意したと発表しました。何回か前のコラムでTwitter社全体の9.2%の株式を取得したと触ればかりですね。結果的に、このニュースが流れてから1カ月経つことなく、すべての株式を取得することになったのです。

買収総額は日本円にしてなんと約5兆6,000億円。そりゃユーザー数が億を超える世界的なメディアを手中に収めるわけですから、それ相応の金額になるでしょうが、実際にそれができてしまう(しかも現金)人がいるなんて、なんだかもう世界にはいろんな人がいるんだなぁなんて呑気な考えが浮かぶばかりです。
この買収は年内に完了する予定で、すべての株式を取得した段階でTwitterは上場廃止になるんだそうです。

マスクさんと言えばTwitterというほど(?)以前から投稿を多く重ね、その発言は多々賛否を招いていました。それと同時に、近頃はTwitterを「もっと使いやすく、平等なものにしないといけない」と述べていて、改革に向けた意欲を見せています。直接的かつ大きな影響を与えることができる大株主ですから、それも実現できるでしょう。

ちなみに、マスクさんはすでに様々な改善案を提案しています。例えば、「編集ボタンの追加」「Twitterのアルゴリズムの公開」「スパムボットの排除」などです。
たしかに投稿の編集ができないのは不便だと感じる人は少なくないと思います。せっかく投稿してそのツイートに反応があっても、直そうと思えば削除して再投稿するしかないですから。スパムボットについても、悪質なものを取り締まることはプラス材料になりそう。

その反面、Twitter全体の有料化なども取り沙汰されるようになっていますので、どこまで変わるのか気になりますね。様々な著名人も意見を述べています。

そしてマスクさんといえばビットコインやドージコインを中心とした暗号資産(仮想通貨)に関心を寄せていることでも知られています。そのため、マスクさんによるTwitterの買収が判明したあと、暗号資産(仮想通貨)市場全体で上昇する銘柄がありました。ドージコインに関しては、一時前日比26%も価格を上げたそうです。

暗号資産(仮想通貨)業界が注目する点といえば、Twitterに暗号資産(仮想通貨)をどれだけ取り入れるかという点でしょう。すでに一部でビットコインやイーサリアムのチップ払いが導入されていますが、今後さらに広い範囲で様々な暗号資産(仮想通貨)が利用できるようになる可能性があります。
例えば、Twitterそのものに暗号資産(仮想通貨)のウォレット機能がついて、簡単にお店で決済が可能になる、なんてサービスも出てくるかもしれません。
もちろん今後の開発状況次第ではもっといろいろなことができる可能性があります。こういった側面については、いち暗号資産(仮想通貨)ユーザーとして期待したいところです。

 

今回は以上です。
あのイーロン・マスクさんが、ついにTwitterの買収に成功したトピックをお届けしました。

ちなみにこの発表があったあと、肝心のテスラ社の株価は10 %以上も下落したそう。マスクさんがテスラの株を売って、Twitterの買収資金に充てる可能性を考えてのことなのだとか。自社のことも蔑ろにできませんので、買収完了までの道のりはノーリスクというわけではないのですね。

そして私の収支については市場の乱高下に振り回されていますが、Twitterをはじめ、様々なところで暗号資産(仮想通貨)やブロックチェーンを用いた取り組みが増えています。こうした事例が増えれば、暗号資産(仮想通貨)の需要がさらに高まり、価格にも好影響を与えるのではないかなと思います。長期的に見ればその見通しは明るいものと!

ひとまずは、FRBのパウエル議長の動向がカギになってきそうですので、慎重に見ていきたいなと思います!

Profile ◉前田 真実果(まえだ まみか)
京都府出身。
レースクイーンやモデルとして活躍し、雑誌・ラジオ等に多数出演。
Adobeソフトの使用に長けており、DTPエキスパートなどを保有する「DTPできる系レースクイーン」。
現在はスーパーGTに参戦するKONDO RACINGのレースクイーン「リアライズガールズ」のメンバーとしても活動中。

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ブログ:Mamika Maeda Note
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