月間暗号資産

  • HOME
  • NEWS
  • Web3.0プロジェクト「メタソレア」が発足 エイベックスやHashPortらが参画

Web3.0プロジェクト「メタソレア」が発足 エイベックスやHashPortらが参画

シンガポールを拠点とするMetaSolare Pte. Ltd.は22日、Web3.0プロジェクト「メタソレア(MetaSolare)」の発足を発表した。

同ブロジェクトでは「分散型エンターテインメント・エコシステム」の構築を目指し、エイベックスの会長である松浦勝人氏をはじめ、著名アーティストであるスティーヴ・アオキ氏、Hashportの代表取締役CEOである吉田世博氏ら8名が発起人として参画した。以下がメタソレアのコアメンバーだ。

  • KENTARO BEPPU(CEO / Co-Founder)
  • ASAHI IWANAGA(COO / Co-Founder)
  • MASATO MATSUURA(Co-Founder)
  • STEVE AOKI(Co-Founder)
  • TSUBASA MURAKAMI(CLO / Co-Founder)
  • SEIHAKU YOSHIDA(Co-Founder)
  • ROBERT TRAN(Co-Founder)
  • TAKASHI HATANAKA(Co-Founder)
  • SHINICHI HISAMATSU(CTO)
  • TERUAKI ASANO(CFO)

現在、世界各国でNFT(非代替性トークン)やトークンを活用した新たなジャンルのエンターテインメントが急速に拡大し、Web2.0からWeb3.0へと時代は移り変ろうとしている。メタソレアはプレスリリースで、新しい時代にはユーザーが主権を持ち、様々な意思決定に参加をしていくオープンなアーキテクチャが求められていると指摘する。

例として、ユーザーがメタバース上で現実世界とは別のアイデンティティを持つことや、トークンおよびNFTを所有することで運営へ直接参加可能になること、そしてこれまでのエンターテインメントの既成概念を超えた自由な発想で組み立てられる世界を挙げた。

こうした時代背景の中で、従来型のエンターテインメントのあり方も大きな変革を迫られており、ブロックチェーンや金融など、業界の枠を超えて知見を集結させることが重要だと説明。各業界のエキスパートを集め、今までにないエンターテインメントあふれるWeb3.0プロジェクトとしてメタソレアを発足させたという。

メタソレアが目指すプロジェクトには、「ユーザーがデジタル上でコンテンツを所有するためのブロックチェーン技術要素」、「コンテンツを中心とした経済を循環させ、持続可能にするための金融要素」、「大規模な双方向のコミュニケーションを実現するためのゲーム技術要素」の3要素が必要だと説明する。

その上で、これらを融合させてゲーム・音楽・アニメといったジャンルそれぞれにおいて、参加者全員で創り出す全く新しいエンターテインメント体験を提供していくという。具体的には、GameFi、AnimeFi、MusicFiに取り組んでいく。

なお、パートナー企業には以下の企業が名を連ねている。

  • 株式会社ABEJA
  • エイベックス・クリエイティヴ・ファクトリー株式会社
  • エイベックス・テクノロジーズ株式会社
  • HashPortグループ(株式会社HashPort、株式会社HashPalette、株式会社HashBank)
  • MADWORLD HONG KONG LIMITED
  • UCOLLEX INTERNATIONAL LIMITED

プレスリリースによると、今後さらにパートナー企業を増やしていく方針だという。

画像:MetaSolare

関連記事

経済産業省が「大臣官房Web3.0政策推進室」設置を発表

DMM.comがWeb3.0事業に参入 GameFi事業等を開発へ

前澤友作氏、100億円規模のWeb3.0・メタバース領域投資ファンドを発表