2020.11.28

前田真実果の“暗号資産投資はじめてみました！”　Vol.5

このコラムが公開される頃、私はサーキットにいるでしょう。

第1回目の自己紹介で少し触れましたが、私はSUPER GTというカーレースのシリーズでレースクイーンをしています。

新型コロナウイルスの影響はレースにも例外なく及び、日程が大幅に変更になったり私たちレースクイーン含め関係者の帯同できる人数が制限されるなどしました。ですからサーキットに行くのは久々なんですよ。

最近勉強のために月刊暗号資産本誌を少しずつ読んでいるのですが、一番おもしろいと思ったのがブロックチェーンに関する記事。暗号資産（仮想通貨）に用いられる技術なのですが、その仕組みを社会の様々な分野に活用できるというものでした。

その例の1つが自動運転。すでに国内の自動車部品メーカーが自動運転車にブロックチェーンの技術を活用すると発表したそうです。レーシングチームのスポンサーもされている大手メーカーだったので、暗号資産（仮想通貨）とレースにこんな繋がりがあったのかと驚きました。もう少し理解が進んだら、これについてもお話しできたらなぁと思います！

ビットコイン中間報告

さて、先日売却をするかどうかで迷ったビットコイン。このコラムを書いている時点では1ビットコインあたりの価格は約198万円で、私が持っているビットコインはまだプラスをキープしています。

そしてなんと、先週このコラムが配信されてから暗号資産（仮想通貨）市場は大盛り上がり！

火曜日にbitFlyerさんで取り扱いされている暗号資産（仮想通貨）の推移見たのですが、55%プラス、20%プラス、70%プラス……etc。すごい！ほぼ全ての暗号資産（仮想通貨）が2桁%のプラスになってる！

ビットコイン以外の暗号資産（仮想通貨）の総称を「アルトコイン」と言うそうですが、このアルトコインが上昇していますね！

ビットコインの価格が上がったことで今度はアルトコインに注目が集まったんだそうです（編集部談）。
（しかしその後、木曜夜時点でビットコインが170万円台にダウンし、アルトコインも軒並み下落。本コラムが公開される土曜日にはどうなっているでしょうか……？）

前回冒頭で少し前振りしましたが、月刊暗号資産編集部の方々との打ち合わせ（という名の初心者のざっくばらん過ぎる質問に編集長と担当氏が答えさせられる会）の際に最も盛り上がったトピックスについてお話ししたいと思います。

ベテラン勢の方にはもう常識レベルの話題かもしれませんが、よかったらお付き合いください！

ビットコインの生みの親「サトシ・ナカモト」

暗号資産（仮想通貨）の元祖、ビットコイン。

「ビットコインか、それ以外か」「俺か、俺以外か」

暗号資産界の帝王的存在、ビットコイン。
（合ってます？）

現在何千という単位の銘柄が存在する暗号資産（仮想通貨）。その祖であるビットコインは一体誰が作ったんだろうー。

ビットコインって誰が作ったの？

ビットコインを作った人は『サトシ・ナカモト』という人なんだ

え、日本人!? （スマホ取り出し検索）待って、なんか怪しいおじさんがヒットしたんだけど……この人？

全く違うよ。というより、サトシ・ナカモトは『誰もその正体を知らない』んだ

えー!? どういうことー!?

そもそも日本人かどうかどころか、個人なのか団体なのかもわかっていないんだ。ある意味サトシ・ナカモトの正体は暗号資産（仮想通貨）業界の最大の謎と言ってもいいね

ものすごく壮大なミステリーに遭遇してロマンを感じた私と（私の所属事務所の）社長。この後も「えー!? 本当なの!?」と衝撃を受けつつ、前のめりに質問していました（笑）

担当氏曰く、サトシ・ナカモトの正体がわかればその身に大変大きな危険が及ぶ可能性があるため、そう簡単に正体が明かされることはないだろうとのことです（う〜ん、なんとなく想像できる！よく分かんないけどスパイに狙われそう！）。

すでに自称でサトシ・ナカモトを名乗っている方もいるそうですが、誰もそれを証明できた人はいないんですって。ミステリー！

ビットコインの創造者もとい暗号資産（仮想通貨）の生みの親だけあって、正体にたどり着くのも容易じゃないようです。

暗号資産（仮想通貨）の価格を左右する『クジラ』

先生！そのワード暗号資産（仮想通貨）のネット記事で見ました！

ほう、では答えてみなさい。クジラとは何かね？

まだ読んでません！

……暗号資産（仮想通貨）の記事にこの字面が出てくるのが予想外でなんとなく記憶に引っかかっていたものの、そのままになっていました。疑問解消のいい機会！聞いてみました。

クジラは、ひと言で表すと「特定の暗号資産（仮想通貨）をいっぱい持っている人」を指すそうです。

ざっくり言ってしまえば、暗号資産（仮想通貨）をいっぱい持っていると簡単にその暗号資産（仮想通貨）価格に影響を与えることができるのです。

そのため、この暗号資産ワールドの中で泳いでいるクジラの動向は非常に重要、というワケです。

私もクジラになりたいなぁ

真実果くん、クジラになるためにはとにかくお金が必要になるよ。今のビットコインで言えばだいたい1,000BTCが小さいクジラとして数えられるけど、この数字は日本円にして約19億円にもなるんだ

19億円!? ち、ちょっとケタが違った……

でもクジラの定義は暗号資産（仮想通貨）の相場を大きく動かす存在だということ。そう考えれば、価格の低い暗号資産（仮想通貨）をいっぱい持っていれば私もクジラになれるのかも？

不思議の国の暗号資産ワールドはまだまだおもしろい話題にあふれていそうですが、長くなりそうなので時計うさぎを追いかけるのはここまでにしておきましょう。また気になるネタを見つけたら、ここで共有させていただきたいと思います！

そろそろまた暗号資産（仮想通貨）を購入したいなと思ってはいるのですが、どの銘柄を買うか決めかねますし、買い時も迷います……。い、今でいいのかな？もうちょっと待ったほうがいいのかな？下がり続けたらどうしよう？……etc.

次回更新時までに何か暗号資産（仮想通貨）を購入しているのか、そして保持している暗号資産（仮想通貨）価格がどのようになっているかなど、ぜひ楽しみにしていただければと思います！

では、また来週！

Profile ◉前田真実果（まえだまみか）
京都府出身。
レースクイーンやモデルとして活躍し、雑誌・ラジオ等に多数出演。
Adobeソフトの使用に長けており、DTPエキスパートなどを保有する「DTPできる系レースクイーン」。
現在はスーパーGTに参戦するKONDO RACINGのレースクイーン「2020リアライズガールズ」のメンバーとしても活動中。