月間暗号資産

前田真実果の“暗号資産投資はじめてみました!” Vol.53

前回は私のNFTトレカ発売に関連して、改めて「NFTってなぁに?」という基本を振り返ってみました。前に何のCMだったか、「えぬえふてぃー」みたいにローマ字の頭文字3文字について話しているオフィスワーカーの中で一人その用語を知らない人が「(新しい脱毛か何かのことかな……?)それって、痛いんですよね……?」と、頓珍漢な回答をしてしまうというものがあったんですが、あれ何のCMだったのかなぁ。思いついた方がいたら教えてください(笑)ものすごくどうでもいい話題ですが、私も分からない暗号資産用語や金融用語が出てきたら早めに担当氏に聞こうと思います!

NFT……何だったかな? という方はよろしければこちらの記事を読んでみてください!

前田真実果の“暗号資産投資はじめてみました!” Vol.52

また、私のNFT第4弾(これで最後です)の発売日がまもなくとなっていますので、こちらもチェックしていただけたらうれしいです。

https://adam.jp/stores/maedamamika

さてさて、暗号資産(仮想通貨)市場は先週に引き続きかなり好調です! ビットコインとイーサリアムが再び最高値を更新! 前回ちらっと触れたメタバース関連の暗号資産(仮想通貨)も好調さをキープ。
そんな今週の収支はこのようになりました。

今週も大きくプラスになり、ついにbitFlyerさんのウォレット単体で10万円を完全に上抜けました! SBIさんの方でも約8万円分の暗号資産(仮想通貨)を保有していますので、今のペースでいけば元本が倍になるのも時間の問題か……!

今週もビットコイン、イーサリアムに助けられていますが、特筆すべきはベーシックアテンショントークン(BAT=バット)の高騰です。前回もバットの価格が大きく上がっていることについて触れましたが、今週も続伸し、私がbitFlyerさんの販売所で今年4月に購入した価格帯まで回復しました。
うろ覚えなところがあるのですが、大体135円くらいの時に買おうと思い、実際に購入できたのは145円くらいだったと思います(販売所を使ったため)。一時は70円を下回ったこともあり「売った方がいいのかな」と思うこともありましたが、「これは中長期で見ていくものだから……!」と思いとどまったのは結果的にいい見極めでしたね!

ここまで価格が上がった理由は、「イーサリアム・キラー」とも称されるソラナ(Solana)というプロジェクトとコラボをするからなんだそう。このソラナのブロックチェーンで発行されているSOLという暗号資産(仮想通貨)は今年に入り大きく価格を上げていて、なんと暗号資産の時価総額順位で4位にまで上がっています。つまりこれは、ビットコインやイーサリアム、バイナンスコインに次ぐ暗号資産ということ!
イーサリアム・キラーと称されるのは、イーサリアムを超えるようなブロックチェーンを作っているから。そんなソラナとコラボしたバットの価格が上がったのは当然と言えそうですね。まだまだ上がる気がしますし、急落しても動じず、またいい判断をしていきたいなと思います!

1.最近話題のメタバースって?

さて、今回のメインテーマは「メタバース」。
メタバースは「仮想空間」を表すもので、文字通り現実とは違った仮想の世界を指します。ゲームもあれば、コミュニケーションツールとしても使われているようです。担当氏いわく、『イメージとしては細田守監督が手がけた映画「サマーウォーズ」に出てくる仮想世界の「OZ」みたいな感じかなと思います。』だそうです。私は見ていないのでピンとこなかったのですが、有名な作品なので皆さんはニュアンスを掴んでいただけたかな?

ゲームですと、皆さんも一度は聞いたことがあるかと思われる「マインクラフト」や「どうぶつの森」なんかもメタバースに分類されるんだそうです。
どうぶつの森という仮想空間で自分のアバターを作って、通信を介してコミュニケーションをはかることもできれば、アイテムの交換もできる。言われてみれば、たしかにメタバースの概要に当てはまりますね。

最近、仮想空間で様々なことができるVR(バーチャル・リアリティ)を用いた事例をよく見かけます。牛にゴーグルを装着し、VR映像を見せて牛乳の質が良くならないか実験するという半分トンデモな感じもする海外の取り組みがニュースで紹介されていたこともありました。
元々成長分野ではありましたが、コロナ禍で人と会うことが難しくなり、そして家にいることが多くなったというのがメタバースの台頭に大きく関わっているようです。

2.メタバースはNFTとも相性がいい!

メタバースは前回おさらいしたNFTとも相性がいいとされています。
例えば、仮想空間上にあるアイテムを交換し合う際、そのアイテムが本物なのか、どこで作られたものなのか等が分かると安心してやり取りができますよね。そういった時にこのアイテムをNFTにすれば、ブロックチェーンによって、それがいつ作成されたのか、誰が所有権を持っていてどのような取引履歴になっているのか分かります。

すでに国内でも、暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックが提供する「Coincheck NFT(β版)」というNFTの売買ができるプラットフォームで、ブロックチェーンゲーム「The Sandbox」の仮想空間上の土地である「LAND」がNFT化され売買されているそうです。このように、ブロックチェーン上で作られたゲームであれば、極論なんでもNFTにできてしまいますので、ゲームがゲームを超えるような……そんな世界が想像できます。

これまでであれば、ゲーム内でいくらがんばってもその成果は基本的にゲームの中で完結していました。課金していいアイテムをゲットしたとして、それが何なの? と思うこともありました。しかし、これからはゲームの中のアイテムや成果が資産として残り、売買して現実世界でお金を得ることができる。ゲーム系ユーチューバーさんが配信で収益を得たり、プロゲーマーさんが大会で賞金を得たりといったことがありますが、それ以外にゲームで何かしらの収益を得るということが起こってくるのかな。SF映画のようなことが今現実化しつつあるんですね……。

こういったところもNFT、そしてメタバースが注目され、その可能性が期待される理由なのでしょう。

 

というわけで、今注目のメタバースについて学んでまいりました。この分野は奥が深いというか、これからさらに様々な展望が見られそうですね。気になる関連ニュースがあったら取り上げていきたいと思います!

暗号資産が決済手段として広まればもっと多くの人が身近に感じるようになるのでは、ということをコラム内でよく言ってきましたが、NFT、メタバースの使われ方によってはこちらもかなりすごいことになりそう! 国内でももっとNFTやメタバースに関連した暗号資産(仮想通貨)が取り扱われるといいですね。引き続き要注目です!

Profile ◉前田 真実果(まえだ まみか)
京都府出身。
レースクイーンやモデルとして活躍し、雑誌・ラジオ等に多数出演。
Adobeソフトの使用に長けており、DTPエキスパートなどを保有する「DTPできる系レースクイーン」。
現在はスーパーGTに参戦するKONDO RACINGのレースクイーン「リアライズガールズ」のメンバーとしても活動中。

SNS
ブログ:Mamika Maeda Note
Twitter:@mamilium
Instagram:c1mamika

前回
前田真実果の“暗号資産投資はじめてみました!” Vol.52