月間暗号資産

前田真実果の“暗号資産投資はじめてみました!” Vol.42

前回の内容はドージコインの財団が活動を再開し、さらにイーサリアムの創設者がそのメンバーになったことから、今後この2つの暗号資産(仮想通貨)に何らかのコラボが見られるのでは? というものでした。

そして引き続き、暗号資産(仮想通貨)市場は好調さをうかがわせる展開となっています。さっそくですが、私の収支を報告させていただきます!

前回と比較し、約1万円のプラスになりました! ビットコインが久しぶりに550万円を超えるなど、暗号資産(仮想通貨)市場はいよいよ本格的にエンジンがかかってきたのかな!?
ビットコインだけではなく、イーサリアムや先週少し触れたベーシックアテンショントークン(BAT)も好調に推移しています。BATは枚数的に一番多く保有していますし、価格が大きく上がってくれると収支にも大きく影響しますのでうれしいですね!

様々な記事を見ていると、今後の暗号資産(仮想通貨)市場はアメリカなどの株式市場に影響される可能性が高いらしく、その動向を注視する必要がありそう。現在は世界的に「そろそろ経済緩和を止めた方がよくない?」といった論調が広がっているみたいで、最近よく耳にする「テーパリング」がいつ行われるかに注目が集まっているようです。

暗号資産(仮想通貨)取引をするうえで、様々な方面のニュースにアンテナを張っておかないといけないなと感じます。価格の変動に直結する場面をこれまで見てきましたから!

暗号資産(仮想通貨)と他の金融資産だったらどっちの投資がお得?

暗号資産(仮想通貨)に触れていくなかで、前々から少し感じていたことがあります。それは「暗号資産(仮想通貨)と他金融資産だとどっちがお得なんだろう?」という疑問です。

もちろんその時の旬のようなものはあるでしょうし、暗号資産(仮想通貨)の特性を考えると同条件に比べられるものではないと思います。でも、暗号資産(仮想通貨)とその他の金融資産の違い、どのようなメリットがあるかなどを知ることは将来的にもう少し投資額を上げたいと思った時に役に立つのではないかな? と思いました。

まず、暗号資産(仮想通貨)と他の金融資産の大きな違いの一つは取引できる時間です。暗号資産(仮想通貨)は原則24時間365日取引できるのが強みですが、株式などは制限がありますよね。株式市場は土日祝日は取引できません。その点は暗号資産(仮想通貨)の方が自由度の高い資産だと言えそうです。心休まる時がないとも言えそう!(笑)

現実に、このことによるダメージもありました。寝る前に見たら価格は上がっていたのに、起きたら大幅に落ちていたなんてことありましたね(たびたび……)。株式市場などは基本的に決められた時間でしか取引できないため、取引開始時間に居合わせれば大幅な変動があったとしても、ダメージを軽減することができるような気がします。その点で言うと、取引時間が決められている方が心構えというか、たとえ価格が落ちるような出来事があっても前もって分かっているので、そこはいい点かもしれません。

あとは、価格変動の幅や、大きく価格が動いた時の対応にも違いがありますね。
暗号資産(仮想通貨)は本当に価格変動が激しいです。前日比10%、20%の上昇・下落なんて日常茶飯事。どれだけ価格が動いても制限がないので、海外に上場している銘柄ですと1日で価値が40億分の1くらいまで落ちてしまったものもあるのだとか(恐ろしすぎる……)。

一方、株式などは大きく動くことはあっても、あまりに動きすぎると取引所全体で取引が一時的に止まる「サーキットブレイカー」という仕組みが導入されているのだそうです。昨年、新型コロナウイルスの影響で株価が大きく下落した時、たびたび取り上げられたワードですね。

これは投資家さんたちに冷静になってもらおうという目的で作られた仕組みらしく、株界でよく聞く「ストップ高」や「ストップ安」とは違うそう(株ワールドに関してはほぼ無知な私)。サーキットブレーカーは全体の取引が一時的に止まり、ストップ高やストップ安は特定銘柄の取引が制限されるといったイメージ。

この仕組みで暴落した時のダメージは軽減できそうですが、逆にかなり価格が上がっている時には水を差された気分になりそうです。ですので、ロマンを求めるなら暗号資産(仮想通貨)、堅実にいくのであれば株式などの制限が設けられた金融資産という感じなのかな〜。

今であれば個人的に暗号資産(仮想通貨)の方が比較的短期で利益を出すことができそうとは思うのですが、何回か前に触れた税制の壁がありますので、儲けすぎても後が大変になりそう(私は現段階では儲けすぎる心配はないかと思いますが!)。かと言って、株式だとまとまったお金がないとなかなか始めるのが難しい。なので結局、どっちがお得かどうかで決めるのではなく、目標や目的を決めて投資をするということになるのかなと思いました。

 

今回は以上です。
暗号資産(仮想通貨)と他の金融資産はどちらが良いのかな? というところをざっくり見ていきましたが、どちらにも良いところ、不便なところがあるので、どちらが得なのかというより、その人の資金や目標に応じて選択するのが良さそうです。ひとまず、現時点で私は暗号資産(仮想通貨)への投資しかしていませんので、ビットコインやイーサリアムなど、自分が保有している暗号資産(仮想通貨)の動向をしっかり追ってプラスを重ねたいと思います!

Profile ◉前田 真実果(まえだ まみか)
京都府出身。
レースクイーンやモデルとして活躍し、雑誌・ラジオ等に多数出演。
Adobeソフトの使用に長けており、DTPエキスパートなどを保有する「DTPできる系レースクイーン」。
現在はスーパーGTに参戦するKONDO RACINGのレースクイーン「リアライズガールズ」のメンバーとしても活動中。

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