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Vol.9ニュースから見る暗号資産・Blockchain業界

9月6日(金)メールマガジン配信号より

アジア最大のブロックチェーンカンファレンス「Japan Blockchain Conference」の事務局より提供を受け、業界に関する事務局独自の見解を隔週で配信させていただきます。

〜相次ぐブロックチェーン 技術を用いた初となる事例〜

ブロックチェーン技術を用いた事例は日に日に増えている。
商品の真贋証明や、アートの所有権証明、自動車の走行記録収集など、ブロックチェーンの耐改ざん性の高さや分散型大腸の特色を生かしたプロジェクトが徐々に実を結び始めている。
そして直近では、ブラジルでブロックチェーンのみを用いた出生証明書の登録事例や、ブロックチェーンを活用したスマートフォンの開発・発売など、今後、ポジティブな意味で生活に影響を及ぼすのではと予感させた。
それだけではない、つい先日、イギリスの大手金融機関HSBCがブロックチェーンを用いた初の人民元建て信用状取引に成功。
米空軍においてもブロックチェーンスタートアップ企業と提携し、データに関する安全性を高める方針を打ち出すなど、グローバルかつ、国家規模での動きがさらに見受けられるようになってきた。
この動きがさらに加速すれば、かつてのインターネットバブル同様、時代を代表するテクノロジーとして後世に受け継がれることだろう。
日本国内でも、安倍首相や麻生財務相がブロックチェーンに対して前向きな姿勢を見せるなど、国が主導して普及を推し進める可能性もある。
令和時代のさらにその先で、ブロックチェーンがどういった活躍を見せるのか。
今後の展開も含めとても楽しみだ。