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Vol.64ニュースから見る暗号資産・Blockchain業界

11月5日(金)メールマガジン配信号より

アジア最大のブロックチェーンカンファレンス「Japan Blockchain Conference」の事務局より提供を受け、業界に関する事務局独自の見解を隔週で配信させていただきます。

〜Facebookが社名を変更して取り組みを本格化させる「メタバース」〜

10月末に全世界を駆け巡った衝撃のニュースがある。それはFacebookの社名変更だ。

巨大テックの一角として数えられ、世界各国で約35億人以上に対しサービスを展開するFacebook。そのなじみ深い名前を「Meta」へと変更したのだ。

CEOのマーク・ザッカーバーグ氏はこれについて、「メタバースの構築に注力するため」との趣旨を述べた。

メタバースとは、日本語にすると「仮想空間」を表すものだ。近年、VR技術が発展し、ゲーム業界に新たな風を吹き込んでいる。

それと併せ、デジタル空間上でやりとりを行うというコミュニケーションの変化をももたらしているのだ。あたかも自分がそこにいて、コミュニケーションを図ることができる。まさに、コロナ禍を経て注目度が一層増した分野と言えるだろう。

そしてメタバースは、暗号資産業界のみならず多くの業界で参入が相次いでいるNFT(非代替性トークン)との相性も非常に良い。

仮想空間上のアイテムなどをNFT化し、ブロックチェーンで過去の取引や所有権、また発行数などを明確にできる。すでにこうした動きは始まっており、Facebookがメタバース事業へ注力する姿勢を明確にした日にはメタバースやNFT関連の暗号資産が飛躍的に価格を上昇させた。

影響は暗号資産業界にとどまらず、株式市場にも表れている。Facebookが表明した覚悟は、新たな商機、そしてテック業界における新たな時代を象徴する出来事になったのだ。

今後も大手企業によるメタバースへの取り組みは加速していくものとみられる。暗号資産やブロックチェーンは、その中心的な役割を担う可能性が極めて高いと言えるだろう。