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Vol.34ニュースから見る暗号資産・Blockchain業界

9月3日(金)メールマガジン配信号より

アジア最大のブロックチェーンカンファレンス「Japan Blockchain Conference」の事務局より提供を受け、業界に関する事務局独自の見解を隔週で配信させていただきます。

〜スイスで進む暗号資産・ブロックチェーンの活用〜

暗号資産・ブロックチェーン産業が活発な地域として、「クリプトバレー」の名を轟かせているスイスが活発な動きを見せている。

先月、スイス最大のeコマースサイトであるGalaxusがステーブルコインでの支払い受付を開始すると発表した。

使われるのは同国のデジタル資産銀行・Sygnumが発行するスイスフランと1対1でペグされた「デジタルスイスフラン(DCHF)」だ。

すでにGalaxusは暗号資産決済に対応しているが、ボラティリティの低いステーブルコインを採用することで顧客の利便性が向上するとのことから導入を決めたようだ。

また、同国の国営銀行であるBasler Kantonalbank(BKB)も新たな計画を発表している。

こちらはグループ銀行であるBank Clerと連携し、暗号資産の取引およびカストディのサービスの提供を計画している。

担当者によると、国内の若年層を中心に暗号資産関連サービスへの需要が高まっていることから、今回の計画が立ち上げられたという。

投資商品に関しては、スイスを拠点とする暗号資産サービス企業・Bitcoin Suisseが暗号資産建で貴金属の取引を開始したことも話題となった。

さらに、3日にはクリプトバレーを強調する事例として、ツーク州がスイスの州としては初となる暗号資産納税の受付を発表した。2021年から開始され、ビットコインとイーサリアムで納税が可能とのことだ。

すでにツーク市やキアッソ市などではビットコインによる納税が可能となっていたが、これもスイスでの暗号資産需要の高まりが反映された形とみていいだろう。

今年に入り特に活発になってきたスイスの暗号資産・ブロックチェーン情勢だが、昨今のデジタル化に向けた動きを鑑みると、今後さらにクリプトバレーの名に恥じない進展を見せていくのではないだろうか。

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