2019.05.24
Vol.2ニュースから見る暗号資産・Blockchain業界
5月24日(金)メールマガジン配信号より
アジア最大のブロックチェーンカンファレンス「Japan Blockchain Conference」の事務局より提供を受け、業界に関する事務局独自の見解を隔週で配信させていただきます。
〜加速するグローバル企業のブロックチェーン導入〜
今週はAmazonやFacebook、ルイ・ヴィトンといったグローバル企業がブロックチェーン導入に関する新たな動きを見せた週であった。
Amazonではビットコインなどで採用されているPoW(Proof-of-Work)を活用した暗号システムの技術特許を取得し、ユーザー認証時の検証などでの活用が期待されている。
また、ルイ・ヴィトンを有するモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトングループがマイクロソフトとの提携を結び、真贋証明などを行うブロックチェーン・プラットフォームの構築をしたことを発表。
これにより、原材料から中古市場に流れるまでの商品追跡サービスを提供することが可能になるという。
さらに、Facebookにおいてはスイスに金融サービス企業「Libra Networks」を設立したことで、同社が計画しているとされる暗号資産プロジェクト「Libra」に進展があったと見ていいだろう。
こういった名だたるグローバル企業がブロックチェーンを導入し始めているということは、将来的にブロックチェーンが我々の生活に根付くきっかけになるだろう。
ますます加速するであろうブロックチェーンの導入事例に今後も注目だ。