2022.09.02
シンガポールを拠点にGameFiプラットフォーム事業を展開するDigital Entertainment Asset Pte.Ltd.(DEA)は先月31日、ブロックチェーンゲームギルド「YGG Japan」とパートナーシップを締結しているFornと事業パートナーシップを締結したことを発表した。
DEAとYGG Japanは連携の第一弾として今月15日から18日に幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2022」に出展し、共同企画を実施。DEAが運営する「PlayMining」上のNFT(非代替性トークン)カードバトルゲーム「JobTribes」で使用可能なオリジナルNFT「ギルトゲーマー」を会場で無料配布する。オリジナルNFTのイラスト内には各ギルドのロゴが入っており、発行枚数は10003枚となっている。
DEAかYGG Japanのどちらかのブースを訪れることで、NFTを獲得できるQRコードが記載されたカードを受け取れるという。
DEAが運営する「PlayMining」はゲームとNFT取引が連動するGameFiプラットフォーム。今年8月時点で世界100ヵ国から240万人を超えるユーザーが利用しているという。
また、DEAは2020年5月からサービス提供している「JobTribes」に加え先月には新規タイトル「Cookin’Burger」をローンチ。さらに、2022年度中に複数の新規タイトルローンチを予定している。
世界最大級のブロックチェーンゲームギルド「YGG」の日本法人であるYGG Japanは、日本のゲームユーザーを「Play to Earn」の先にある「Play and Earn」の世界へと導くことを目標し、日本のゲーム企業が世界に向けてブロックチェーンゲームを立ち上げることをサポートしている。
これまでスカラーシップ体制の強化、ギルド運営ツール、ゲームのインセンティブプログラムを通して、日本のIP(知的財産)を活用したゲームやブロックチェーンを世界に届けるための環境整備に尽力を注いできた。
また、国内暗号資産(仮想通貨)取引所オーケーコイン・ジャパンは1日、DEAのPlayMining上で流通し、NFTの取引が可能なユーティリティトークン「ディープコイン(DEP)」の取扱いを6日より開始すると発表した。ディープコインの国内における取扱いはビットポイントに次ぎ2例目となる。
オーケーコイン・ジャパンは販売所のほか、国内初となるDEP/JPYの板取引を提供する予定だ。
画像:DEA