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DEA、Astar Networkとパートナーシップ締結 GameFiコンテンツ拡大で協業

シンガポールを拠点とし、GameFiプラットフォーム事業サービスを展開するDigital Entertainment Asset Pte.Ltd(DEA)が、日本発のパブリックブロックチェーンであるAstar Network(アスターネットワーク)とパートナーシップを締結した。13日、DEAが発表した。

アスター上に構築されたGameFiコンテンツの拡大に向け協業を開始する。具体的には、今後アスターネットワーク上でDEAが構築するGameFiプラットフォーム「PlayMining」のNFT(非代替性トークン)を利用したPlay to Earn(ゲームプレイで報酬を得る)タイトルを増加させていく上での連携を進める。

アスターネットワークは日本発のパブリックブロックチェーン。ポルカドット(DOT)のパラチェーンオークションでスロット(枠)を獲得した後、DeFi(分散型金融)への預け入れ総額を示す「Total Value Locked(TVL)」は13億ドル(約1,630億円)を突破した。

ポルカドット全体のTVLにおいて45%のシェアを占めており、5つのパラチェーンでは最大規模となる。新規ユーザーも増加傾向にあり、アスターネットワークのアドレス数は10万を超えている。

アスターネットワークは同ネットワーワーク上でのdApps構築を奨励する「Build2Earn(構築して稼ぐ)プログラム」と「dAppStaking」という開発者向けの報酬設計プログラムを導入。これまですでに40社以上のdAppsが開発、提供されている。

直近ではCoinbase(コインベース)やPolychain、Alameda、GavinWoodなどから合計25億円の資金調達をした。

DEAは2020年5月にPlayMiningのサービス提供を開始。2022年4月現在、全世界100ヵ国、230万人を超えるユーザーを有している。

また、PlayMiningで利用される独自暗号資産のDEAPcoin(DEP)は今年1月にビットポイントが取扱いを開始し、日本で初めて流通するPlay to Earnトークンとなった。

DEAPlayMiningでは特定のブロックチェーンにとらわれることなく、複数チェーンのユーザーがシームレスにプレイできるよう、マルチチェーンでの展開を推進していく。

今後、アスターネットワークへのDEAPcoinのブリッジ、流通拡大を図るとともに、順次アスターネットワークで利用できるNFTマーケットプレイスのローンチを目指すとしている。また、そのNFTを利用して遊べるGameFiコンテンツのローンチを進めていくという。

画像:Shutterstock