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GMOコインと「駅メモ!」提供するビットファクトリーがIEO検討を開始

株式会社モバイルファクトリーの100%出資子会社である株式会社ビットファクトリーと国内暗号資産(仮想通貨)取引所GMOコインは18日、IEO(Initial Exchange Offering)による資金調達に向けた新規暗号資産販売検討に関する覚書を締結したと発表した。

今回、GMOコインはビットファクトリーが発行する「QYSコイン」のIEOの検討を開始したという。

QYSコインの発行目的は、誰にでも扱いやすいサービスを通じ、課金して終わり、消費して終わりとならず、利用者一人一人の有形無形を問わない財産として積み上げることのできる次世代のエンターテインメント市場を形成することだと説明している。

2020年にリリースした「駅メモ!Our Rails(略称:アワメモ!)」では、位置情報連動型ゲームとしての外出を楽しむ面白さに加え、ブロックチェーンを用いることにより、ユーザー参加型の体験を提供してきた。

アワメモ!は、全国9,000ヶ所以上ある駅を対象とした位置情報連動型ゲーム。簡単操作で手軽にプレイでき、おでかけ記録や称号収集など、様々な楽しみ方ができる。アプリ版での楽しみ方に加え、ユーザー自らフェアマスターとして駅を盛り上げる「フェア機能」、トークン化された駅を購入してステーションオーナーとして保持する「ステーションオーナー機能」が新たに導入された。

今後はQYSコインを利用することで、新たなエンターテインメントを創造していくという。

また、将来的にはWeb3.0の要素を搭載することで得た知見や機能を他の企業やゲーム等に提供して、多くのプレイヤーが新しいエンターテインメントを享受できることを目指していくとしている。

GMOコインでは今年に入りIEOに関する動きが活発化している。

第1弾はサッカーJ2リーグのFC琉球が発行する「FCRコイン(FCR)」で、総額10億円を調達し、国内2例目となるIEOを成功させた。

また、今年7月には次世代型ライブ配信プラットフォーム創造に向け、ライブ配信アプリ「Palmu」を提供しているLight(ライト)ともIEOによる資金調達に向けた覚書を締結した。PLMトークンは2023年夏頃にIEO実施予定となっている。

画像:モバイルファクトリー

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