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GMOコイン、IEO実施を発表 第1弾はJ2リーグFC琉球発行の「FCRコイン(FCR)」

国内暗号資産(仮想通貨)取引所GMOコインは27日、同取引所として初となるIEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング:Initial Exchange Offering)を実施すると発表した。定期メンテナンス終了後、募集を開始するという。

今回、GMOコインのIEO第1弾となるのは、サッカー・J2リーグのFC琉球が発行する「FCRコイン(FCR)」だ。

募集期間は、2022年4月27日(水)定期メンテナンス後から2022年5月18日(水)14:59まで。募集価格は1FCR/2.2円で、1口あたりの申込数量2,500 FCRとなる。なお、最小申込口数は1口からで、最大申込口数は9,000 口だ。

GMOコインはFC琉球がJ3リーグに所属していた2018年シーズンからパートナーとなり、2022年シーズンからはオフィシャルパートナーを務めている。2020年にはGMOコインが冠協賛となり、優秀選手に対し1BTCを贈呈する取り組みも行っている。

FC琉球は、沖縄県沖縄市を中心に県全域をホームタウンとする、沖縄県初のJリーグ加盟プロサッカークラブ。2003年に設立し、2014年よりJ3リーグ参加、2018年には史上最速でJ3リーグを優勝し、J2昇格を果たした。

IEO募集開始を記念し、GMOコインはFC琉球のサイン入りグッズ等が当たるキャンペーンを実施することも併せて発表した。このキャンペーンでは、GMOコイン冠試合の試合球やFC琉球 オリジナルTシャツのほか、2,000円相当のFCRコインもプレゼントされるという。

今回の発表により、国内2例目のIEO事例となった。

国内初の事例は、昨年7月にコインチェックが実施したPalette Token(PLT/パレットトークン)だ。このIEOは調達目標金額を9億3,150万円に設定したものの、わずか6分でこれを達成するなど、高い注目を集めた。

IEOはトークンを使った資金調達手段として海外ではすでに実施おり、暗号資産取引所が主体となって審査、およびトークン販売から上場まで行うため、かつて流行したICO(イニシャル・コイン・オファリング:Initial Coin Offering)と比べプロジェクトの信頼性が高いとされている。

コインチェックでのIEO事例を踏まえれば、今回も非常に注目を集めるものになる可能性がある。

画像:Shutterstock