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OKGroupが世界中で利用されるワケ

OKGroupは2013年に設立され、暗号資産(仮想通貨)やブロックチェーンに関連する技術開発やサービス提供を行っている。中国北京に本社を置き、日本、米国、ヨーロッパ、など10ヶ国以上で事業拠点を展開し、企業グループとして今日まで発展してきた。

OKGroupが世界で1,200人以上の従業員を抱え、180ヶ国以上にサービスを提供している企業グループへと成長していく中で、最も大事にしていることは『技術力』であるという。

創業者が技術チームをけん引

OKGroup創業者の徐氏は技術者出身であり、創業に至るまでヤフーやアリババで技術開発周辺の業務を経験し、20代後半で中国最大のドキュメントシェアプラットフォームのCTOに任命されていた。このような技術一筋の創業者がリードしているチームでは、システムの性能を最も重要視している。また、今でも徐氏は自ら技術開発の現場で日々の仕事に参加し、その指揮を執っている。迅速な意思決定に基づき、高機能で堅牢性のあるシステムの開発を推進するためだ。

このような環境で育つ技術者のレベルは高く、「業内の専門学校」と例えられるほど多くの人材を業界に輩出しているそうだ。暗号資産(仮想通貨)市場の中で、競争と変化してきたのは技術力のおかげかもしれない。

ブロックチェーン技術を主軸とした事業の拡大

暗号資産(仮想通貨)取引所の運営からスタートしたOKGroupだが、それだけにとどまらず、事業を拡大し続けている。

暗号資産(仮想通貨)取引所の運営

日本、米国等の国や地域の金融ライセンスを保有しており、各法定通貨に対応した暗号資産(仮想通貨)取引を提供している。

ブロックチェーン技術の開発と応用

ブロックチェーン技術の応用促進に注力し、自社開発のブロックチェーン基盤アーキテクチャ製品は、大規模な商用アプリケーションを現場でサポートしている。

ブロックチェーン業界への投資

各種産業ファンドの設立を通じて、ブロックチェーンの高品質な革新的プロジェクトへの投資と融資を行い、ブロックチェーン産業エコロジーの構築を推進している。

ブロックチェーンインキュベータ

ブロックチェーン産業を中心に構築された総合的なインキュベーションエコロジーで、ブロックチェーン技術支援、ソリューションコンサルティング、などのサービスを提供している。

ブロックチェーンブラウザ

OKGテクノロジー・ホールディングス(香港取引所の上場企業)が運営するOKLinkは、チェーン上のデータ分析、拡張性の高い情報ソリューション、ブロックチェーン教育サービスを提供している。

OKLinkでは、暗号資産の種類別に、マイニングハッシュレートの内訳や24時間のトランザクション量などのリアルタイムな統計情報を誰でも閲覧することができる。また、トランザクションを視覚的に表現するトラッキング機能によって特定のウォレットアドレスの動向をモニタリングすることもできる。

日本市場での技術力を活かしたサービス展開

OKGroupは、OKcoinJapan(オーケーコイン・ジャパン)として日本市場に参入し、2020年の3月に暗号資産(仮想通貨)交換業者としての登録が完了。現在は暗号資産(仮想通貨)取引所としてサービスを提供している。

一般的に取引所を運営する際は、取引システムや管理システムのホワイトラベルを利用するケースも多い中、OKcoinJapan(オーケーコイン・ジャパン)はグループのノウハウを活用し、システムの自社開発を行っている。その結果、利用者からの要望に応じた機能の改善にも柔軟に対応しているという。

また、現物取引サービスを開始するにあたり、取引所のマッチングエンジンをアップグレードさせていた。レイテンシーの時間(反応時間)は、アップグレード前と比較して大幅に短縮し可能な限り遅延を抑えている。
マッチングエンジンの性能の高さは、APIの呼出回数上限から見てとれる。OKCoinJapan(オーケーコイン・ジャパン)の場合は、現物取引注文の呼出回数上限は2秒間に100回となっており、国内の他の取引時と比較しても突出して高い数値である。

このように高度な取引システムが整備された環境は、APIトレーダーに特に歓迎されるだろう。

OKGroupは設立から8年を迎えようとしている。伝統的な業界と比べると俯仰の間かもしれないが、2009年にビットコインが誕生したことから考えると、変化の激しい市場の中で辿ってきた時間は非常に濃いとも言える。今後の活躍にも期待したい。

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