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HashPalette、前澤友作氏のゲームギルドとパートナーシップ締結 bitFlyerともIEOに向け契約

ブロックチェーンゲーム開発などを行う株式会社HashPalette(ハッシュパレット)が1日、ZOZOTOWNの創業者であり株式会社スタートトゥデイの代表取締役である前澤友作氏のゲームギルド「MZ CLUB」を展開するMZ Cryptoとパートナーシップ契約を締結したことを発表した。

提携の第一歩として、HashPaletteのブロックチェーンゲームスタジオ「HashGames」から今月16日にリリース予定の国内初Play to Earn型ブロックチェーンゲーム「エルフマスターズ」において、MZ CLUBが公式ギルドとして参入するという。

MZ CLUBはMZ Web3ファンドやMZDAOなどといったWeb3.0領域の事業を展開するために今年6月に設立されたギルドだ。Web3.0プロジェクトに顧客基盤の構築やガバナンス参加支援等のサポートを行う。

今回の発表で前澤氏は、「MZ CLUBの国内発1号案件であるエルフマスターズがいよいよ本格始動です。Play to Earnは世界で大きな広がりを見せております。MZ CLUBがこの大きな流れを日本にも広めていきたいです」と述べている。前澤氏は昨年8月にHashPaletteの親会社であるHashPortへ約4.8億円を出資していることでも知られている。

また、HashPaletteは同日、国内暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するbitFlyerとIEO(Initial Exchange Offering)事業に向けた契約を締結したことも発表した。

「エルフマスターズ(ELF Masters)」のゲームトークンについて、bitFlyerとIEOによる資金調達を目指す。ゲームエコシステムにおけるガバナンストークン「ELF」の流通を目的に、ゲームトークンのIEOを行う狙いがあるという。

エルフマスターズはHashPaletteが開発を手がけるNFT(非代替性トークン)流通に特化したパレットチェーンを基盤としたブロックチェーンゲームだ。美少女マスター3体とエルフ3体の組み合わせでダンジョンを攻略することで報酬を獲得できる。

HashPaletteのNFTマーケットプレイス「PLT Place」で行われたゲームNFTの第1回セールにおいて、マスターレアパックが開始54秒で完売し、第2回セールでは、抽選申込金額の応募総額が27億円を超え話題となった。

bitFlyerは先月23日にもWeb3.0型バーチャルワールド「Yay!(イェイ)」を展開するナナメウエ社とIEOによる資金調達に向けた契約を締結している。その際、同社の代表取締役である関正明氏は、「IEOを日本でも身近な『自立分散型経済圏』の構築手段にする必要がある」と述べていた。

画像:HashPalette

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