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ポリゴン、ディズニーのスタートアップ支援「ディズニー・アクセラレーター」に選出

ディズニーは13日、ウォルト・ディズニー・カンパニー(Walt Disney Comapany)のスタートアップ支援プログラム「ディズニー・アクセラレーター(Disney Accelerator)」において、ポリゴン(Polygon)を選出したことを発表した。

ディズニー・アクセラレーターとは、世界中の革新的な企業の成長を加速させるための事業開発プログラム。2014年から実施しており、毎年約10社が選出されている。

資金提供や、ディズニーのシニア・リーダーシップ・チームおよび専任エグゼクティブからのメンタリングなどが受けられる。2022年におけるディズニー・アクセラレーターは今週から開始され、10月に米カリフォルニア州バーバンクのディズニー・スタジオの映画スタジオで行われる「Demo Day」でプログラムは締めくくられるとのことだ。

今年は「没入型体験の未来構築」に焦点を当て、拡張現実(AR)、NFT(非代替性トークン)、AIに取り組むWeb3.0企業が選出された。

ディズニー・アクセラレーター・プログラムのゼネラル・マネージャー、ボニー・ローゼン(Bonnie Rosen)氏は、「ディズニーは一世紀にわたり、未来のエンターテインメント体験を構築するためにテクノロジーを活用する最前線に立ってきた。ディスニーアクセラレーターはその歴史の一部になることに喜びを感じており、次世代の企業と共に、イノベーションを進め、次の一世紀に向けディズニーのゲストに魔法のような体験をもたらすことができる。楽しみだ」と述べた。

ディズニーが発表した2022年の参加企業は以下の通りだ。

  • Flickplay:現実世界の場所に結びついたNFTをARで体験、シェアすることができるWeb3.0ソーシャルアプリを展開。
  • Inworld:AI駆動のインタラクティブなキャラクターを作成可能に。
  • Lockerverse:クリエイターやブランドが提供するストーリーを伝え、独自アクセス、体験を提供することのできるWeb3.0プラットフォーム。
  • Obsess:ブランドがWebサイトやメタバースプラットフォーム上で3Dバーチャルストアを作成することを可能にする体験型eコマースプラットフォーム。
  • ポリゴン(Polygon):開発者と企業がWeb3.0体験を可能とするイーサリアムのスケーラビリティ改善を目的としたプロジェクト。
  • RED6:ダイナミックかつ高性能な野外で動作する特許所得済みのヘッドセットとインターフェイスを作成したAR企業。

ディズニーは今年1月、ヘッドなしで使えるARの特許を所得したことを発表。昨年11月には、CEOのBob Chapec(ボブ・チャペック)氏がメタバース構想に意欲を示していた。

画像:Shutterstock

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