ファイルコイン、業界の脱炭素化イニシアチブ「CCA」に参加

ファイルコイン（FIL）は21日、公式ブログを更新し、暗号資産・ブロックチェーンの脱炭素化を目指すイニシアチブ「Crypto Climate Accord （CCA）」に参加していたことを明かした。

CCAは気候変動の枠組みであるパリ協定をモデルに立ち上げられたもので、初期メンバーにはリップル社やCoinShares、Energy Webらが名を連ねている。

ファイルコインの開発等を行うProtocol Labs（プロトコルラボ）は今年9月、CCAの活動支援を目的にEnergy Webと共に再生可能エネルギーの購入を可能にする分散型ソリューションについて発表を行っている。

この取り組みでは、ファイルコインマイナーの信用スコアシステムであるFilrepと再生可能エネルギー関連のデータを紐づけることにより、どこで生まれたエネルギーかなどを参照した上で再生可能エネルギー証書（REC）を購入することができるか検証した。

この時にはファイルコインおよびプロトコルラボがCCAに参加しているか否かについて言及はなかった。

ファイルコインは公式ブログで、「これまでWeb3.0の開発によってグリーンテクノロジーのより透明性のある追跡や、説明責任がどのように可能になるかについて、ほとんど語られてこなかった」と指摘する。

そうした課題解決に向け、ファイルコインは最前線に立ち、ブロックチェーンをよりカーボンニュートラルなものにしていくと述べている。

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