Filecoin（ファイルコイン）、2.5EiB達成 22日よりマイニングプラン変更へ

株式会社SIGOOTは18日、同社が提供する暗号資産（仮想通貨）Filecoin（FIL）のストレージレンタルサービス「FILPOWER Powered by Filecoin Miner」のプランを変更することを発表した。

これにより、従来の1TiB（テラバイト）あたり40FILの分配保証プランが、1TiBあたり28FILの分配保証プランへと変更される。プラン変更日は2月22日月曜日から。

Filecoin（ファイルコイン）は現在好調な暗号資産市場において、例外なく順調に価格を上昇させいるため、保証枚数の現時点における時価は1TiB（テラバイト）あたり約12万6,000円となる。

Filecoin（ファイルコイン）は今月9日頃に一気に価格が高騰したことで価格は一時5,000円を超えた。時価総額順位においても先月末時点で45位（CoinMarketCap参照）だったが、記事執筆時点で34位まで上げている。

Filecoin（ファイルコイン）は2017年に行われたICO（イニシャル・コイン・オファリング）で280億円以上を集め、非常に注目を浴びた分散型ストレージプロジェクトだ。

昨年10月にメインネットがローンチされると、すぐさま海外50以上の取引所に上場。ICOから約3年の月日を経て本格的に動き出した巨大プロジェクトであることから、一際注目度の高い暗号資産の1つとも言えるだろう。

SIGOOTは今回のプラン変更において、「ProtocolLabsは今まで新規マイナー参画を促進するために担保＋GAS代費用が高騰しないよう価格抑制を行ってきたが、ベースラインである2.5EiBに到達したことで価格抑制の必要が無くなり、Filecoin（ファイルコイン）の価格は上昇した。同時にマイニング量が減少傾向となっているが、十分なリターンが見込める状況になってきている。」と述べている。

画像：Shutterstock

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