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ソーシャルゲーム大手コロプラ、ブロックチェーンゲーム会社を設立

ソーシャルゲーム大手で東証プライム上場企業の株式会社コロプラは9日、ブロックチェーンゲーム事業を行う子会社として株式会社Brilliantcryptoを設立したと発表した。

新たに設立したBrilliantcryptoは、ブロックチェーンゲームのPlay to Earn(P2E)が抱える課題に向き合い、人々の目を惹き付ける、ひときわ輝くゲームを創作するために設立されたという。ブロックチェーンとコロプラグループが長年ゲーム事業で培ってきたノウハウを活用し、全世界に向け新しい価値を創造していくとしている。

設立の背景として、P2Eが世界的に注目され、海外ではすでに市場が活発化しており、今後大きな成長が見込まれる市場として注目されている点をコロプラは挙げた。

その一方で、現在リリースされているP2Eには持続可能性に課題があると指摘する。Brilliantcryptoはその課題を解決し、持続可能なP2Eを実現するために、ゲームをプレイすることが世の中に価値を生み出す「Proof of Gaming」という新しいコンセプトを考案したという。Proof of Gamingを導入することで、持続可能なP2Eの実現を目指す。

また、コロプラの創業者で代表取締役会長兼チーフクリエイターである馬場功淳氏がBrilliantcryptoの代表取締役を務め、開発体制を強化すると共に、世界市場に向けて事業を展開するという。

コロプラは「白猫プロジェクト」や「ディズニーツムツムランド」などといった人気スマートフォンゲームを提供していることで知られる。

今年に入り、ブロックチェーンゲーム領域への進出を表明する国内企業が増加している。

「ウマ娘プリティーダービー」などのヒット作を提供するサイバーエージェントは3月、ブロックチェーンゲーム事業子会社として株式会社CA GameFiを設立。サイバーエージェントがゲーム事業で培ってきた大規模ゲームの開発と運用ノウハウ、クリエイティブ力を強みとし、世界に向けてオリジナルタイトルや他社のIPゲームの企画・開発を行なっていくとしている。

また、7月にWeb3.0事業への参入を表明したDMM.comは、来夏のリリースを目指し、ブロックチェーンゲーム開発を開始したと先月発表した。その際、利用するブロックチェーンとしては国内発のゲーム特化型ブロックチェーン「Oasys」を採用する方針を明かしている。

画像:コロプラ

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