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DMM、3D造形版NFTアートを販売するプロジェクト始動

DMM.comは3Dプリント事業において、NFT(非代替性トークン)発行支援を行う株式会社TARTと協業し、「DMM.make physical NFT ART project」を始動すると発表した。

3Dプリントによって造形したNFTアートの販売を通して、アーティスト活動の多様性を提示し、アーティストが持続可能な活動ができる仕組み作りを目指す取り組みであるという。

DMM.make physical NFT ART projectの第一弾として、描画毎に色が変わる1万点のジェネラティブアート作品「Generativemasks」の販売が決定した。同作品はクリエイティブコーダーの高尾俊介氏が昨年立ち上げたNFTプロジェクトだ。

Generativemasksは、日々気軽にビジュアルレコーディングを行う「デイリーコーディング」という活動の延長で、高尾氏が制作している作品。発売開始後、2時間あまりで1万個を完売して話題となった。

またその売上はジェネラティブアートに関連する団体、企業に対して寄付された。一般社団法人ジェネラティブ・アート振興財団を設立し、ジェネラティブ・アートの普及活動に資金を活用している。

Generativemasksは「p5.js」というコードをベースとした作品であることから、そのアルゴリズムをベースに3D版のGenerativemasksの制作にも成功しているという。なお、3D版のGenerativemasksはアーティストであるAyumu Nagamatsu氏が制作していると説明した。

3Dプリント版のGenerativemasksの販売はDMM.make特設サイト上にて行われる。価格は未定で、イーサリアム(ETH)による決済を予定しているとのことだ。販売次期は2023年1月の予定で、「3D Generativemasks」の保有者のみ購入できるという。

また、BE AT STUDIO HARAJUKU(ラフォーレ原宿6F)で開催される「デジタル骨董展―これからの価値と所有を考えるー」にて、高尾氏の出典作品として、3Dプリント版Generativemasksが展示されることも決定したとDMMは発表した。

3Dプリント版Generativemasksが展示されるのは日本初であるという。

高尾俊介氏は1981年熊本生まれのクリエイティブコーダー。一般財団法人ジェネラティブアート振興財団代表理事、甲南女子大学メディア表現学科講師を務めている。

また、DMM.make 3Dプリントは、国内最大規模の3Dプリントサービスだ。3Dデジタルスキャン、3Dプリンターを用いた造形など、3Dプリンターに関わるあらゆる領域をサポートしている。

画像:DMM

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