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ディーカレットの親会社・Amber Groupが「アトレティコ・マドリード」とパートナーシップを締結

シンガポールに拠点を置く暗号資産(仮想通貨)金融サービス業者のアンバー・グループ(Amber Group)が13日、サッカーのリーガ・エスパニョーラの強豪アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)の公式グローバル・パートナーシップおよびメインパートナーシップを締結したことを発表した。

発表によると、契約期間は5年となる。

アンバー・グループは今年2月、国内暗号資産取引所ディーカレットを買収。日本の暗号資産市場へ参入し、サービスを展開している。

今回のパートナーシップ締結により、アンバー・グループは今シーズンからマドリードの独占的なオフィシャル・デジタル・ウェルス・パートナーおよびデジタル・ライフスタイル・パートナーとして、デジタル金融の革新とサッカーの普及を両立させるミッションに取り組んでいくという。

アンバー・グループは消費者向けサービスであるWhaleFinのグローバルな成長を加速させるとともに、マドリードの影響力をスタジアムからメタバースへと拡大させる。これにより、大きなブランディングの恩恵を受けることになると説明する。WhaleFinはチームのゲームキットの前面に表示される予定だ。

ユニフォームのイメージ
引用元:アンバー・グループ

アンバー・グループは、WhaleFinがマドリードのファンにとって好ましいデジタル資産のゲートウェイとして機能し、メタバースでのサッカーファンに新たな体験をもたらすと述べている。

同グループはクリエイター、ブランド、ビジネス向けのWeb3.0実現プラットフォームであるオープンバース(OPENVERSE)がサポートする仮想アイラインド「Atletiverse」を構築する独占的権利を有することになる。マドリードのファンは、アイランドでファンコミュニティとコミュニケーションが可能となり、唯一無二の体験を楽しむことができる。メタバースで世界中のファンと交流し、仮想世界と現実世界の両方でデジタル資産の実用性を見つけることが可能となる。

さらに、アンバー・グループはアトレティコ・マドリード基金と連携し、サステナビリティに焦点を当てた取り組みや企業の社会的責任(CSR)プロジェクトを実施していく予定だ。WhaleFinは同グループと共にアトレティコ・マドリード財団と提携し、持続可能性と自然保護に関する公教育キャンペーンを支援し、地域での主要取り組みや研究プロジェクトに資金を提供していくとしている。

アンバー・グループはアジア、ヨーロッパ、アメリカにオフィスを構えるデジタル資産プラットフォームのリーディングカンパニー。投資、融資、取引などのサービスを提供している。

WhaleFinはデジタル資産プラットフォームの主力製品で、投資家を支援する機関投資家と消費者市場における専門知識に基づいて構築されたオールインワンプラットフォームだ。

画像:Shutterstock

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