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ルーラ、有馬温泉や飯坂温泉でローカライズされた「ルーラNFT」販売開始

観光特化型デジタル通貨「ルーラコイン」を提供する株式会社ルーラは24日、ルーラコインが利用されている有馬温泉と飯坂温泉において、日本初のローカライズされたNFT(非代替性トークン)である「ルーラNFT」のテスト販売を開始したことを発表した。

ルーラNFTについて同社は、日本全国の観光地、温泉地、特産品などの観光資源と、キャラクターやアイドルなど様々なコンテンツ(IP)とコラボし幅広い世代にリーチできる「観光×エンタメ」に特化したNFTであると説明する。

地域の観光をテーマとするだけでなく、現地でしか購入できない仕組みを取っているため、地方に最適化・ローカライズされたNFTとなるという。また、ローカルNFTとして商標申請中だ。

ルーラはローカルNFTの発行、現地販売を通じ、観光地の魅力を多くの人に再発見してもらうことを目的とした「ローカルNFTプロジェクト」を5月から展開していた。

今回、神戸市の有馬温泉にある「三ツ森Cafe」と福島市の飯坂温泉にある「ほりえや旅館」で販売される。「三ツ森Cafe店員 有馬輪花 レアリティR」が1,000円で限定300枚、「ほりえや旅館 扇風機真尋レアリティR」が1,000円で限定300枚など、数種類のラインアップがある。

各ルーラNFTはシリアルナンバーがついており、同一NFTは1人3枚まで購入可能だ。数量限定販売となり、売り切れ次第販売は終了となる。今後はNFT保持者限定で聞けるボイス付きのSSRやURクラスのNFTも登場予定だという。

販売されるNFTのイメージ
引用元:ルーラ

ルーラはルーラNFTの本サービスとして、1次流通マーケットを今夏にリリース予定だと明かした。今冬には購入したNFTを他のユーザーに売買できるルーラNFT独自の2次流通マーケットのリリースを計画している。

ルーラコインとは、全国の観光地、温泉地で使える日本初の観光に特化した地域デジタル通貨。全国の温泉地、観光地で横断的に使えるデジタル通貨(1ルーラコイン=1円)とプレミアムポイント(キャンペーン等に付与される)の2つで構成されている。

ルーラコインとルーラNFTは共にポリゴン(MATIC)ネットワークを採用している。

画像:Shutterstock

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