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NFTマーケットプレイス・ORADA、加工可能な浮世絵NFTの第2弾を発表

NFT(非代替性トークン)の開発等を手がける株式会社ORADAは10日、CG浮世絵「東海道五十三次」の第2弾となる「品川 日之出」を発売すると発表した。

14日20時より、NFT マーケットプレイス「ORADA」において発売を開始する。価格は税込で30万円となっていて、拡張子はPSDファイルとなっている。

東海道五十三次とは、江戸時代の幹線道路「東海道」の宿駅を中心とした景観や習俗を描いた浮世絵風景画で、出発地の江戸・日本橋から終点の京都・三条大橋までの計55枚で構成される作品。手軽に旅気分を味わえる浮世絵の風景画は、江戸において多くの人気を集めた。

今回発売される「品川 日之出」では、PSDファイル内の色レイヤーを調整し、自らの手で配色や加工を行える点が特徴だ。また、船や街道沿いの人々を移動させることや、それらを非表示にすることも可能で、自分だけの「品川 日之出」を作成することが可能となっている。

「日没」にアレンジした作例
引用元:ORADA

作成した「品川 日之出」は、SNSアイコンやスマートフォンの背景や、ポスター・商品パッケージ、VRやメタバース内のデザインとして利用することができる。こうしたNFTの自由性を高める取り組みを通じて、日本文化や浮世絵ファンが見て、触れて、体験できるテクノロジー、仕組み、環境を提供するとORADAは説明する。

加工の有無に関わらず、PSDファイルは個人利用・商用利用を問わずに利用することができ、加工を含む作品の使用については、個別の許諾申請・使用料、クレジット表記も不要だという。なお、PSDファイル自体を再利用できる形でWeb上に公開することや、ダウンロード可能にするなどの行為は禁止だ。

NFTの購入後、保有者はPSDファイルのほか、PNGファイル、オリジナルサンプルムービーの閲覧・ダウンロードをすることが可能となる。

ORADAは日本文化に特化したNFTマーケットプレイスとして今年4月にオープン。日本円以外の法定通貨での決済に対応しており、今後は日本円に裏付けられたステーブルコイン・JPYXを決済手段として導入することも目指している。

画像:ORADA

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