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世界初、日本文化に特化したNFTマーケットプレイスがグローバルサービス開始

NFT(非代替性トークン)の開発等を手がける株式会社ORADA(以下、ORADA社)は24日、日本文化に特化したNFTマーケットプレイス「ORADA」のグローバルサービスを開始すると発表した。

ORADA社によれば、日本文化に特化したNFTマーケットプレイスは世界初だという。

同社はNFTマーケットプレイス・ORADAについて、「NFTを活用して、“価値のある文化”がデジタルの世界で発展するための流通・評価のインフラとなる」ものだと説明している。

今回の発表に伴い、「文化を生み出すことや表現すること」を生業とするユーザーからORADAに出品する作品の募集を開始する。NFT発行はブロックチェーンを活用したアート作品の流通インフラ構築等を行うスタートバーン株式会社のブロックチェーンインフラ「Startrail」を通じて行われる。

サービスの特徴として、ORADA社はNFTの発行機能を有する点を挙げている。

芸能・技能・料理・楽器など、あらゆる文化をNFT作品として展開し、作品の二次販売があった際、金額の一部を制作者に還元できる機能を導入することも可能だという。

NFTの販売についてはオークション形式ではなく、定額で行う。また、NFTの購入はクレジットカードのほか、PayPalなど様々な決済手段に対応するとしている。

強みの1つとして、NFTを取引する際に発生する手数料(ガス代)をORADAが負担するため、NFTに初めて触れるユーザーでも気軽に購入することができると説明している。

また、同プラットフォームではNFT制作者向けサービスとして販売戦略をサポートするなど、制作者支援にも注力する。

なお、NFTマーケットプレイスのサービス開始は2022年春を予定しており、詳細は決まり次第発表するとしている。

今回発表を行ったORADA社は昨年11月に設立し、「“価値のある文化”を未来に伝えること」をミッションとして掲げている。

ブロックチェーン技術と日本文化を融合させ、これまでになかった「見て、聞いて、触れて、体験できるコンテンツ」を提供し、国境・世代を超えた価値ある文化を未来に伝えるためのプラットフォームを作っていくとしている。

画像:Shutterstock