2022.06.08
ゲーム企業大手・Gala Gamesが6日、ブロックチェーンゲーム「GRIT」を販売することを発表した。
Gala GamesはWeb3.0やブロックチェーンゲーム業界においてパイオニア的な存在として知られており、リリースするゲーム「GRIT」は、人気ゲーム「フォートナイト」などで知られるエピックゲームス(Epic Games)のオンラインゲームストア・Epic Game Storeで販売されるという。
Gala Gamesは最近、ファーストパーソンシューティングゲーム(FPS)やNFTeスポーツプロジェクトである「Spider Tanks」を立ち上げることを発表し話題となっていた。
今回発表したGRITはワイルドウエストを舞台にしたバトルロワイヤルゲームで、プレイヤーは400種類以上の銃を利用してギャングと対戦するゲームだ。プレイヤーはトレインチェイスモードや列車追跡モード等、ゲーム毎に色々なシチュエーションでプレイする内容となっており、アバターや武器等がデジタル資産として提供される予定となっている。
Gala Gamesは現在、マルタにてゲームイベント・Galaverseを開催している。イベントを記念して「The Gunslinger Box」という10,000体のGRITアバターの中から1体のみアンロックできるという特別なセールを実施中だ。キャラクターにはそれぞれ特典があり、保有者はその特典を利用してゲームに参加できるようになるという。
Gala Gamesのゲーム担当のトップであるJohn Osvald氏は、「元々Web3.0というものに親しみのないゲームユーザーが、デジタル資産を保有することによってゲームの充実性が高まるいいターニングポイントとなるでしょう」と語った。
Gala Gamesはゲーム世界にブロックチェーンの技術を取り入れて、デジタル資産での所有権という概念をゲーム内に取り入れていくとしている。
現在Gala Gamesが開発している何十ものゲームにもGRITと同様の機能が取り入れられる予定となっている。Web3.0ゲーム業界ではパイオニア的存在であるGala Gamesが、今後どのようなゲームをリリースするのか注目度は今後さらに高まることだろう。
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