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GMO、日本円ペグの暗号資産「GYEN」を5月にローンチへ

GMOインターネットグループ(以下GMO)は12日、2020年1月〜3月の決算説明会動画を同社のホームページ上で公開し、暗号資産事業が14億3,000万円の売り上げで、4億2,000万円の黒字となったことを報告した。
併せて、暗号資産事業の今後の見通しとして、同社発行の暗号資産「GYEN」を5月中にローンチすることを公表した。
同社は2018年から日本円と連動したステーブルコイン・GYENの開発に着手しており、2020年上半期での提供を目指していた。
昨年末にはリリースに向けての実証実験開始を発表している。
GYENはGMOの海外戦略ブランド「Z.com」を通して発行する計画で、まずは海外から提供を開始していくようだ。
また暗号資産事業では、北欧のマイニング拠点、9箇所に関しては6月末までに完全撤退し、新たにマイニングの新拠点を5月から稼働する予定と報告した。
GMOは北欧にマイニング拠点を持っていたが、ハッシュレートの上昇やビットコイン価格の下落が伴い採算が合わず、新拠点への移転を行っていた。
同社CEOの熊谷氏は、新たなマイニング拠点での電気代、他コストを大幅に削減できると説明しており、これらの収益は7月以降の業績に貢献できると語っている。