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社内コミュニケーションを促進する「ありがとうコイン」実証実験

キャッシュレスサービス事業などを手掛けるアララ株式会社は先月31日、鎌倉市役所での社内コミュニケーション促進を目的とし、感謝の気持ちを送りあえる個人間のデジタルコイン「ありがとうコイン」の実証実験を実施したと発表した。
アララはプレスリリースで、企業での働きがいに注目が高まる中、業務範疇以外の行動や活動の中で職場環境に利益をもたらすような行動を認め合い、可視化することは難しい課題であると指摘。
そういった背景がある中、すでに鎌倉市では物理的なカードを利用して職場内コミュニケーションを活性化させようという試みが既に実施されていたようだ。
今回の実証実験はこのコミュニケーション手法をスマホやPCに置き換え、気軽に感謝を送り合えるようにしたものだ。
アララによると、ブロックチェーンを利用し、「ありがとう」という気持ちをデジタルの「コイン」で送り合う仕組みを作ることで、管理者側が活用状況を把握し、導線の可視化やシステムの運用費用を従来のシステムより低減することなどの効果を見込んでいるという。
実施期間は2月3日〜3月31日で、鎌倉市役所の職員120名を対象として実験を行なったが、具体的な実施結果については明らかにされていない。
今後、データ分析を進め、更なるサービス改善に取り組んでいくとしている。