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リップル社がアイスランドの暗号資産取引企業を買収で急騰

リップル社がアイスランドを拠点にしている暗号資産取引企業Algrim(アルグリズム)を買収した。
30日、リップル社のツイッターで発表された。
Algrimは、過去2年で30を超える市場を統合する暗号取引プラットフォームを開発してきた。
その経験で、XRPを使用したクロスボーダー決済を行う製品開発を行う予定だ。
また、リップル社のAlgrimの買収は、欧州地域への事業拡大が目的だという。
今回の買収についてAlgrim CEOのDadi Armannsson氏は「リップル社のメンバーに加わるという決断は自然な流れだ。リップル社と当社は、デジタル資産やブロックチェーン技術を普及させるという共通のビジョンを持っている。当社は、これまで何年も普及に向けて取り組んできた」と語った。
リップル社は今後アイスランドに新たなオフィスを構え、技術経験が豊富な現地人材の雇用を増やしていくことを計画しているという。
リップル社の決済サービスxRapidは、XRPの使用が義務となる送金手段だ。
参加企業は法定通貨からXRP、XRPから別の法定通貨への交換が可能になる。
送金国で銀行口座を開く必要性がなくなり、他国に資金を常におかなくてよくなるため、大幅なコスト削減が期待されている。
現在、リップル社のグローバル決済ネットワークには200社以上が参加しており、12社以上がXRPを使ったクロスボーダー送金を試している。
リップル社がAlgrimを買収したことが好材料となり、昨日、XRPは急上昇。
一時14%の上げ幅を記録した。
現在、記事執筆時点でも前日比7.56%高で取引されている。