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バイナンスの暗号資産レンディングサービス、募集開始から即上限到達

先日報じた暗号資産取引所バイナンスによる暗号資産レンディングサービスの第1弾募集が、28日15時に行われた。
バイナンスレンディングは、ユーザーが保有している暗号資産をバイナンスに指定された期間貸し出すことで利子を得られるというもの。
その第1弾となる今回は、貸し出し期間を14日間と定め、バイナンスコイン(BNB)、テザー(USDT)、イーサリアムクラシック(ETC)の3銘柄をサービス対象としている。
また、年利はBNBが15%、USDTが10%、ETCが7%と設定されている。
本サービスの募集期間は28日から翌29日とされていたが、今回、募集終了までに要した時間はおよそ10分であった。
それぞれの貸し出し上限、募集量、上限到達に要した時間は以下の通りだ。

・BNB 貸出上限500BNB 募集量200,000BNB 上限到達時間16秒
・USDT 貸出上限1,000,000USDT 募集量10,000,000USDT 上限到達時間3分24秒
・ETC 貸出上限1,000ETC 募集量20,000ETC 上限到達時間9分48秒

ここ最近、バイナンスの動きが活発化している。
先日、バイナンスCEOのCZ氏が定期的に行なっているTwitter上でユーザーの質疑に答えるライブ配信「AMA(Ask Me Anything)」にて、9月中に先物商品取引のローンチを発表。
さらに、直近でフェイスブックのLibraを意識したとされる地域版暗号資産「Venus」のローンチや、11月中に米国でのサービスを再開する見込みであることを発表するなど、サービスの拡大スピードは他の大手暗号資産取引所と比べても格段に早いと言っていいだろう。
同取引所が次にどのようなサービスを展開するのかに、業界全体がさらに注目していくことだろう。