月間暗号資産

前田真実果の“暗号資産投資はじめてみました!” Vol.67

前回は「暗号資産レンディング」に触れました。
自分が持っている暗号資産(仮想通貨)を貸し出して、その見返りに利子がついて返ってくるという新たな暗号資産(仮想通貨)運用のかたちです。

このサービスを「月刊暗号資産」さんの運営元、J-CAMさんが開始したということでご紹介させていただきました。とりあえず暗号資産(仮想通貨)を買ってみたけど放置している……という方などにはとくにオススメかもしれませんね。
気になった方はぜひ前回の記事を読んでみてください。

前田真実果の“暗号資産投資はじめてみました!” Vol.66

さて、私の収支に話題を移しましょう。現在のウクライナ情勢は株式、暗号資産(仮想通貨)市場双方に影響を与えています。前週私の収支は微減しましたが、暗号資産(仮想通貨)市場については資産保護の動きから価格が上がる可能性もあるという見立てをお伝えしました。
ウクライナ情勢はさらに緊張を高めていますが、暗号資産(仮想通貨)市場への影響はどうなったのでしょうか。

今週は約2万円のマイナス。結果として、ウクライナ情勢が暗号資産(仮想通貨)市場にも大打撃を与えたこととなりました。

前回のコラムを書いている時点でのビットコイン価格は約510万円。そしてコラムがアップされた土曜日にはすでに460万円ほどまで下落していました。
そこからビットコインは410万円ほどまで落ちています。1週間の間に100万円も価格を下げました。これはイーサリアムをはじめアルトコインも同様で、前面的に価格を落としています。

ウクライナ情勢は先週からさらに不安定なものになり、プーチン大統領はウクライナへの侵攻をまったく躊躇する様子もないように見えます。他の国々の働きかけなど、この問題を取り巻く一つひとつの動きが警戒をもって見つめられています。
こうした状況で、やはり世界経済は金融資産のリスクを最小限に抑えようとする動きが急激に加速していると言えそうです。日経平均やNYダウなどの主要株価は軒並み値を下げていて、上昇の目処が立ちません。ロシアの株価に至っては、親ロシア派地域の独立をプーチン大統領が承認した火曜日に13%、実際に侵攻した木曜日には一時36%も下げたそうです。

暗号資産(仮想通貨)はこうした状況で、株価に連動した動きを見せます。つまり、投資家が暗号資産(仮想通貨)を持っていることが「リスクになる」と判断したということです。

資産保護の観点から、暗号資産(仮想通貨)の価格はむしろ上がるのではないかという見立てははずれ、株価と同様の動きをたどっています。

そんなウクライナでは、暗号資産(仮想通貨)取引を合法化する法案が承認されたそうです。暗号資産(仮想通貨)の普及度を示すある調査(2021年)で、ウクライナはトップ5に入るほど比較的取引量が多い国。上位にランクインしている国は新興国が多く、その背景には自国通貨への信頼度の低さなどがあるようです。
不安定な情勢の当事者であるウクライナ国内では、やはり資産の逃避先として暗号資産(仮想通貨)が注目されているそうです。

今後もしばらくウクライナを巡り株価や暗号資産(仮想通貨)価格は乱高下することが予想されます。すぐに解決が見込める問題ではありませんし、情勢を注視する必要がありますね。

実際に「BitLending」を使ってみました!

収支報告の時点でお気づきになった方もいらしゃるかもしれませんが、bitFlyerさんで管理していたビットコインが一部画面上から消えました。盗まれたわけでも売却したわけでもありませんよ! 暗号資産(仮想通貨)の新たな「運用方法」を試してみることにしたのです。そう、先週触れたJ-CAMさんの「BitLending」を実際に使ってみました!使ってみたと言っても、特別難しいことはしていません。ちょっとした手順を踏んでbitFlyerさんに置いていたビットコインを送金しただけです。

今回はBitLendingの使い方について画像を交えながら書いていこうと思います!

1. 申し込むために公式サイトからメールアドレスを記入

まずはBitLendingの公式サイトにアクセスしましょう。下記URLからアクセスすることができます。

https://bitlending.jp

するとサイト下に「BitLending申込フォーム」がありますので、フォームにメールアドレスを記入します。利用規約などをよく確認した上で「同意する」にチェックを入れ、「送信」を押します。

2.届いたメールの案内に沿って手続きを行う

しばらくするとメールが届きますので、案内にしたがって手続きを進めていきます。

「申込・本人確認」のボタンを押すと、下記フォームが出てきますので、必要事項を記入しましょう。その際、参加する「銘柄」と「数量」の選択も間違えないように気をつけましょうね。

3.暗号資産(仮想通貨)を送金する

本人確認が終了すると、下記2つのメールが届きます。
2つ目のメールに申込をした「銘柄」と「数量」が記載されていますので、間違っていないか確認の上、「送金先アドレス」宛てに暗号資産(仮想通貨)を送金しましょう。メール下記に添付されているQRコードを読みとって送金することもできますよ。

送金が確認できたら、3営業日以内に「送金完了通知」が届きます。これで手続きが終了! 本当に一瞬というか、簡単な手続きで終わりましたね。 

ちなみに、もし追加で申込みをしたい方はBitLendingのサイト最下部にあるこちらの「更に暗号資産を貸し出す」を押して手続きを行えばいいそうです。逆に暗号資産(仮想通貨)を引き出したい方は、「貸出暗号資産を減らす」から手続きをしてください、とのことでした!

貸し出した暗号資産(仮想通貨)は、申請から7日以内に返還されるそうです。これは、暗号資産(仮想通貨)レンディングに特化したサービスとしては最短期間になるんですって。
たしかに、貸したものがなかなか返ってこなかったら不安になりますよね。それをできる限り早く返そうとする姿勢は大事だと思います。

いかがでしたか? 難しいことかと思いきや、意外と簡単に手続きが終わりました。貸し出した暗号資産(仮想通貨)がどのくらい増えたかというのは、月に1度メールで知らせてくれるそうです。しかし、夏頃にリリースされる正式版では常に現在の状況を把握できるようになるそう。パワーアップしたBitLendingにどんな暗号資産(仮想通貨)が追加されるのか、どんな機能が追加されるのかなど、ワクワクしますね〜!

 

今回は以上となります。
初めて取引以外の方法で暗号資産(仮想通貨)の運用を試してみました。預け入れた暗号資産(仮想通貨)が無事増えることを願います……!

BitLendingについて分からない、もっと知りたいという方は、お問い合わせや下記セミナーに参加するのがオススメだそうですので、ぜひ見てみてください。

そして暗号資産(仮想通貨)市場は再三触れているように、ウクライナ情勢を巡って非常に不安定になっています。それぞれの国の歴史的な言い分があり、難しい問題です。平和的な解決を願ってやみません。
もちろん、暗号資産(仮想通貨)的な観点からも状況を見守っていこうと思います。

今週もここまで読んでいただきありがとうございました!

Profile ◉前田 真実果(まえだ まみか)
京都府出身。
レースクイーンやモデルとして活躍し、雑誌・ラジオ等に多数出演。
Adobeソフトの使用に長けており、DTPエキスパートなどを保有する「DTPできる系レースクイーン」。
現在はスーパーGTに参戦するKONDO RACINGのレースクイーン「リアライズガールズ」のメンバーとしても活動中。

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