月間暗号資産

前田真実果の“暗号資産投資はじめてみました!” Vol.56

前回はメタバースをテーマに取り上げました。
「NFT」とともに流行語大賞にノミネートされてもいいんじゃないかというほど近頃話題になっています。その一つが先週ピックアップしたメタバース上の都市「メタトーキョー」の例ですね。
関連暗号資産(仮想通貨)の価格も順調に上がっていますので、これからの展開を楽しみに見ていきたいですね。

さて、私の収支の話に移りましょう。前回ベーシックアテンショントークン(BAT)が史上最高値を更新したこともあり大きく伸びましたが、コラム更新直前に暗号資産(仮想通貨)価格全体が大きく落ち込む出来事がありました。それは南アフリカで新型コロナウイルスの変異型「オミクロン株」が発見されたこと。この影響は暗号資産(仮想通貨)だけにとどまらず、株価も大きく落ち込みました。経済の中心地であるアメリカでは、NYダウ平均が一時1000ドル以上も落ちたんですって。

そういった状況を経て、今週はこのような収支になりました。

500円ほどではありますがプラスになりました。前回の状況を踏まえると、この結果には少し驚きです。

ビットコインは一時610万円くらいまで価格を落とし、イーサリアムに関しても46万円を割りました。そこから、今コラムを書いている時点ではビットコインは650万円、イーサリアムは53万円と、前回のコラム更新時と同じ、もしくはそれ以上の水準にまで回復しました。
BATは175円ほどまで価格を落としてしまいましたが、イーサリアムががんばってくれているおかげで今週は収支がプラスになりました。

今後も世界経済の影響に大きく左右される可能性が高そうですが、去年の経験をもとにすると、12月も暗号資産(仮想通貨)は価格を上げていくのかなと思います。それでも警戒感は常に持っておく必要がありますね。

1.次に投資する暗号資産(仮想通貨)を考える

早いもので、今年もあと1カ月ほどで終わります。暗号資産(仮想通貨)市場が大きな盛り上がりを見せた2021年。振り返ってみると、やはりNFTに関する話題が多かったのかなとも感じます。このコラムでも何度も取り上げましたね。

ちょうど去年の今頃に書いていたコラムを見返してみたのですが、その時リップル(XRP)を買ったんですよね。その前にビットコインを少量買ってみたのですが、このリップルは運用資産の半分を投じてまで買ったものでした。しかしそれから1カ月も経たないうちに価格が暴落。大変苦い思いをさせられました……。そんなこともありましたが、現状はしっかりプラスをキープすることができていますので、いい経験だったと思……うことにします。

いや、去年の同時期、ビットコインが約194万円、イーサリアムにいたってはなんと6万円だったんですよ! それが今や650万円や50万円超……。上がり幅がすごすぎます。だからというのもなんですが、先日暗号資産(仮想通貨)価格が軒並み価格を落とした際、それでもビットコインやイーサリアムガチホ勢は動揺していない、というような記事を見て共感しました。ガチホ勢というほどの量も持っていませんし所持してきた期間も長くありませんが、600万円が300万円になればさすがに動きを考えますが、700万円が600万円になっても「また上がるタイミングが来るだろう」と考えてしまいますし、かといって買い時というほどの下り幅でもないと感じます。あまり鈍感にならないようにはしたいと思いますが、ここ最近の状況は動揺するほどではないかなーと。

来年も暗号資産(仮想通貨)市場が好調に推移し続けるのかはもちろん分かりませんが、去年から今年にかけて多くの銘柄が大きく価格を上げたことを踏まえると、今年中にまた新たな暗号資産(仮想通貨)を購入してみてもいいのかなと考えています。今も十分、分散して資産運用を行っていると言えると思いますが、もう1つ2つくらい保有する暗号資産(仮想通貨)があればもっと価格の動向を見る楽しみが増えると思います! ですので、今回は私が気になっている銘柄で取引できるものを書いていきたいなと思います。

2.今気になっている暗号資産(仮想通貨)

以前BATを買った時は、広告が出てこないブラウザというのがおもしろいなと思ったのと、将来性があるのではないかと思ったことから購入を決めました。今回も同じように中長期的な目線で見ていきたいなと考えていますが、やはり暗号資産は「販売所」と「取引所」の手数料の差が大きいので、基本的には「取引所」で取引できるものを選びたいなと思います。

bitFlyerさんの方で取り扱っているテゾス(XTZ)もモータースポーツとの提携が過去にあったので持っておきたいなと思うのですが、こちらは「販売所」でしか取引できないんですよね……。そこがネックなのですが、将来的なことを考えて今のうちに持っておくのも悪くないかな?

「取引所」での取り扱い銘柄はSBIさんの方が多いです。そのなかでも、比較的最近取り扱いが始まったというポルカドット(DOT)とチェーンリンク(LINK)はちょっと良さそうな気がする! となんとなーく思っています。

双方とも現在暗号資産(仮想通貨)業界で重要視されているDeFi(分散型金融)やNFTとも関係しているそうなのです。これらの分野は成長過程だと思いますし、利用する人が増えて、またその状況を見て応援しようと思う人が増えれば必然的に価格は上がるのかなと。

あとはアイコン? がかわいいユニスワップと、最近本コラムでも取り上げたソラナ(SOL)が気になります。どうせならアプリを開いた時にかわいい絵柄が並んでいるほうがいいですよね! 応援したい気持ちにもなりますし。SOLはアルトコインの代表格イーサリアムの牙城を崩すとも言われるほど期待されているので、やはり将来性という意味で持ってみたいなと思いますね。残念ながら国内の取引所では取り扱いがないのですが。

状況次第ではありますが、今持っている暗号資産(仮想通貨)の一部を売って新しい銘柄を買って、それをまた然るべきタイミングで売って……を繰り返して、プラスを重ねていければベストですね。「資産を運用している感」がありますよね!

 

今回は、次にどんな暗号資産(仮想通貨)を買おうかなという展望をお話ししてまいりました。その暗号資産(仮想通貨)の将来性や次にどんな展開があるのかなどを考えるとちょっとわくわくします。ただ、中長期的な見方をしたほうが良さそうなので、すぐに大きく利益を出すというより温かい気持ちで見守っていく感じになるのかな。

今の暗号資産(仮想通貨)市場はまだまだ上昇していけると思いますし、大きな可能性を秘めていると思います。上手に運用してプラスを重ねたいと思います!

Profile ◉前田 真実果(まえだ まみか)
京都府出身。
レースクイーンやモデルとして活躍し、雑誌・ラジオ等に多数出演。
Adobeソフトの使用に長けており、DTPエキスパートなどを保有する「DTPできる系レースクイーン」。
現在はスーパーGTに参戦するKONDO RACINGのレースクイーン「リアライズガールズ」のメンバーとしても活動中。

SNS
ブログ:Mamika Maeda Note
Twitter:@mamilium
Instagram:c1mamika

前回
前田真実果の“暗号資産投資はじめてみました!” Vol.55