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ビットコイン(BTC)とは?

ビットコインとは

ビットコイン(BTC)は2008年に「サトシ・ナカモト」と名乗る個人、もしくは団体によって生み出された。世界で初めて発行された暗号資産(仮想通貨)としても知られており、後の暗号資産業界に大きな影響を与えた。

「暗号資産といえばビットコイン」というイメージを持つ人も少なくなく、暗号資産取引所において法定通貨やステーブルコインと同様に基軸通貨として採用されることも当たり前になってきている。

時価総額も常に1位に位置し、2022年6月24日時点での時価総額は約54兆円。これは現時点で決済大手のVisaや、メタ(Meta:旧Facebook)と同水準の規模となる。まさに暗号資産市場を引っ張る存在として、今や世界の金融市場にも影響与えていると言える。

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ビットコインの特徴

ティッカーBTC
発行上限2100万枚
承認方式PoW(プルーフオブ・ワーク)
創設者サトシ・ナカモト
ホワイトペーパー https://bitcoin.org/bitcoin.pdf

ビットコインは中央銀行などの中央集権的な管理者がいない通貨を目指し作られた。そのため、発行主体というものが存在せず、その取引履歴等はブロックチェーン上で記録される。

また、仲介者を必要とすることなく、直接的な送受金を可能とするP2P(Peer to Peer)での取引を実現するということもビットコインを作る理由の1つであった。

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ブロックチェーンの祖でもある

今では日常生活でも耳にする機会が増えているブロックチェーン。世にその名が知れ渡るきっかけとなったのがビットコインだ。

過去にもブロックチェーンと同様のアイデアは出ていたものの、それを利用する機会はなかった。しかし、サトシ・ナカモトはビットコインの取引記録の手段としてブロックチェーンを活用し、他の暗号資産プロジェクトにも大きな影響を与えたほか、「マイニング(承認作業)」というものを確立した。

ビットコインを支えるマイニング

マイニングとは、その取引が正しいものであるかを確認し、その報酬として暗号資産を受け取る仕組みを指す。暗号資産の取引は特定の誰かが記録し、判断するもではない。「マイナー」と呼ばれる取引の承認者がいることで成り立つ。

ブロックチェーンの良さは、多くの監視者がいることで、ネットワークのセキュリティを高めることができる点だ。そのため、ビットコインネットワークを支えるマイナーは非常に重要な存在であり、多くのマイナーが存在することでビットコインは今日まで強靭なネットワークを維持することができたと言える。

マイナーは誰よりも早く取引の承認作業を行うことで、報酬を受け取ることができるビットコインのマイナー報酬は2022年6月時点で6.25BTC。「半減期」と呼ばれる時期が来るごとにマイナーの報酬は減少していく。

この半減期は約4年に1度訪れるとされており、次回の半減期は2024年頃とされている。なお、ビットコインが発行数が上限の2100万枚に達するのは2140年頃とされている。マイナー報酬として付与されるビットコインが新規発行枚数に加算されるため、マイニングで発生する最後のビットコインがその頃に発行されるものと考えられている。

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初めての取引は「ピザ2枚」

ビットコインが生まれたのは2008年10月31日と言われていて、初めてブロックを生成したのは2009年1月3日となっている。

そして、通貨として使われることを目的に作られたビットコインの取引は2010年5月22日に初めて行われた。それがビットコインが価値をつけた瞬間でもあった。

初めての取引は、米フロリダ州のプログラマーが「ビットコインでピザを注文したい」とビットコインの開発者のフォーラムに投稿したのがきっかけだ。
この投稿を見たあるピザ屋が、「ピザ2枚=1万BTC」で取引を提案し、実際にその取引が行われた。

現時点でのビットコインの価格は約280万円。そのため、現在の価値で換算すると、ピザ2枚は実質280億円もの値をつけることになる。2021年11月に記録した過去最高値790万円で換算すれば、790億円という価値に相当することになる。

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ビットコインの今後

ビットコインはこれまでに様々な歴史をたどってきた。その過程で、ビットコインの価格に連動した金融商品の誕生や、中南米エルサルバドルにおいて法定通貨として定められるようになるなど、着実に存在感を増していき、そして用途の幅が広がりつつある。

今後も暗号資産市場で影響力を放っていき、業界全体の行く末を左右する存在として見られることは間違いないだろう。

そして、さらに金融市場や世界中の人々の生活において必要な存在として機能することに期待が集まる。

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