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ビットコイン半減期迎える…マイニング報酬6.25BTCへ

12日4時23分、ビットコインは約4年に1度の半減期を迎えた。
これにより、マイニング報酬(実際にはこれにトランザクション手数料報酬が加算される)はこれまでの12.5BTCから6.25BTCへと半減した。
半減期直前はマイナーが集中してか、ブロック生成にかかる時間が短縮され当初の予定よりも大幅に短縮された形だ。
半減期実行ブロックとなる63万ブロック目をマイニングしたのは暗号資産マイニング大手Bitmain傘下のAntPool。
なお、半減期前最後のブロックとなる62万9999ブロック目をマイニングしたのは中国を拠点とする大手マイナーのF2Poolで、同社は前回2016年7月10日の半減期実行ブロックである42万ブロック目のマイニングも行なっている。
ビットコインの次回半減期は2024年頃になるものとみられ、その際マイニング報酬は6.25BTCから3.125BTCに半減する。
今回の半減期後、ビットコイン価格は一時的に91万円台から94万円台へと上昇したが、執筆現在では92万円台で落ち着いている。
前回半減期時のビットコイン価格は約6万3000円であったことから、この4年で約14倍となったことになる。
直近の焦点となるのは、マイナーの撤退等によるハッシュレート異常の有無だろう。
その動向によって価格面の変動も大きく変わってくるものとみられる。