2019.12.13
Vol.19 リップル信者・鈴木 宙の「仮想通貨500万円が50万円になりました」
〜年末に向けてリップルGO!(希望)〜
今週のリップルは、24円前後を行き来している。正直、ほとんど動きがない。リップルの名の通り、“プルプル”微動している。リップラーにとっては、むず痒い限りである。
好材料のニュースを貯めに貯め、年末に向けてドカンと大きなニュースが発表されることを期待している。
その流れで、リップル価格がせめて今の倍くらいになってくれればなあ…と希望的観測をしているところだ。
結局、世の中は金である。それに加え、気立てのいい女と、信頼できる友人…。これさえ揃っていれば、ハッピーな人生が送れるだろう。
仮想通貨に投資した人たちだって、当初、数年前は元手の何十倍にもして金持ちになる夢を見た人も少なくないはずである。僕だって、その1人だ。
リップルで稼いだお金で、高層マンションに引っ越し、キャバ嬢や港区女子をお持ち帰り…。僕の仮想通貨投資を始めた理由は情けないが下世話な事情である。
とはいえリップルが買った当初の15分の1くらいになるとは思いも寄らなかった。
最近、ZOZOの前澤前社長が、YouTubeで預金額1000億円を通帳に記帳して話題になった。しかし、ネット民達からは賛否の声が聞こえてくる。
僕は、個人的には、前澤社長がそこまでお金をひけらかす姿は、成金趣味で下品に見えてしまう。だが、1000億円あれば、何でも出来てしまうのも事実だ。やはり、お金はあったほうがいいのは間違いない。
お金がある人は自由気ままな人生を送ることができるのに対し、お金がない人は人生を束縛されて無駄な時間を過ごしたり、機会損失することだってある。10代ならまだしも、20代を過ぎればお金がある程度ないと人脈も広がらない。
たまに、中野や高円寺で飲み会をすると貧乏自慢をする人もいる。しかし、それをしてもいいのは20代半ばまでだ。30歳を過ぎて、貧乏自慢する人は、痛いとしかいいようがない(ライター、お笑い芸人や地下アイドルの自虐ネタは別として)。
また、めんどくさいのが「お金よりも気持ち」みたいなことを自己陶酔のように言っている人もいるが、負け犬の遠吠えにしか聞こえない。まるで自分がいい人にでも思われたいのだろうか。
もちろん人それぞれの価値観によるが、ハートを大切に思うのは良いことだ。でも、お金あってこその幸せだということは認識しておくべきである。
「お金がなくても幸せだ」という人は、幸せなのでなく、幸せと感じる基準が低いだけなのである。贅沢できるほどのお金を持ったことがないので本当の幸せを知らないのだ。チェーン店の安居酒屋でビールを飲みながら、料理を「うめー!」と言っている人は認識を改めないと金持ちにはなれない。
お金をたくさん持って、いい女に囲まれ、休日は友人と遊ぶ。それこそが幸せだと思う(異論は認める)。
「お金よりも気持ち」とか言っている人だって、もし目の前に1000億円積まれたらプライドなんてどうでもよく、前澤前社長の飼い犬になるだろう。
それくらい、お金というものは、人を狂わせる。唯一、お金を超えて欲しいものがあるとしたら、病気になったときの健康くらいだ。
前澤前社長は、剛力彩芽と付き合っていたが、その後、別れたことが当人達から報告されている。
さらには、前澤前社長は、剛力と交際する以前にも、2人の女性との間に3人の子供がいることを明かしている。
とはいえ、さして問題が起こっていない。前澤氏は、それなりの金銭的配慮をしているのだろう。そりゃ、1000億円もあれば、10億円、20億円の慰謝料や養育費を払っても、全然痛くもかゆくもない。金持ち喧嘩せずである。
前澤氏は今週、3.8億円のスーパーカーを買ったが、1000億円を持っていたらミニ四駆やチョロQを買う感覚なのだろう。
出川組の僕は、いま仮想通貨投資で、とんでもない目にあっている。投資は自己責任だが、毎月カードの支払いだけでも15万円以上は飛んでいく。最近、ニュースで話題になっている東京都千代田区に建設中の参議院議員宿舎(3LDK
)の家賃(15万8千円)と、ほとんど同じ額だ。
いずれ書くが今年に入って数百万円単位の仕事の案件が僕の元に何個か入ってきた。しかし、依頼先の出版社が潰れたり、広告代理店の僕の担当者が行方不明になったのに加え、某IT系企業では僕の担当者に3人もついたのに、最後は執行役員の判断でプロジェクトが立ち消えになってしまった。
この3つの仕事があれば、1000万円近くの収入になっていたのに、それがゼロ。この業界では、こういったバラシの話はこれまで何度もあった。が、カードの支払いを今年中に半分にする予定だったのに計算が狂ってしまった。今は地道にコツコツと、原稿を書くしかないと思っている。
今年も残り数週間を切り、出版は年末進行で新たな仕事は多分もう無い。今の自分は年末から正月明けにかけて仮想通貨市場が盛り上がり、ビットコインを始め、リップルの価格が上昇することしか希望がない。
世間はボーナスシーズン、是非とも正規雇用でボーナスのある人は仮想通貨投資で市場を盛り上げて欲しい。
国内外の取引所、金融機関でリップルの話題が盛り上がってくれることを望む次第である。
Profile
文◉鈴木 宙(すずき・そら)
アメリカ・ワイオミング州で幼少期を過ごす。小学生の時、誕生日に買ってもらったマッキントッシュでプログラミングに目覚めるも、親の事業の失敗により日本に帰国。それ以来、原稿は手書きで書くのが信条。
小学生の時に市内のポートボール大会で優勝し、この競技で世界一を目指すことを決意する。
しかし、中学にはポートボール部がなく、バスケ部に入るも仮入部の段階で突き指をし、部活を断念。演劇部に入る。
とはいえ、演劇部には僕1人しか部員がおらず、3年間1人芝居を余儀無くされる。高校卒業後は、演技の勉強をするためにハリウッドで修行。だが、お金が続かなくなり帰国。その後、3年間、かしわもち工場で、もちに葉を巻きつける仕事をして100万円稼ぐ。そのお金を元にアメリカ・ペンシルバニア州に再度ダンス留学。
このとき、路上でダンスの練習をしていたら、サトシナカモトと出会い仮想通貨に魅了される。でも、後にそのサトシは偽物の詐欺師だったと判明。「ダンサーズコイン」なる偽物の仮想通貨を数十万円買わされて無一文になり帰国。
色々あった後、「仮想通貨で失った金は仮想通貨で取り返せ」を信条にリップルに投資。しかし購入後、大暴落。だが未だにリップルの可能性を追い求めているリップラー。
現在はフリーのライターとして活動すると同時に「月刊仮想通貨デジタル」の記事編集、執筆を手掛けている。
Twitterアカウント→ @sora50050