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「ブロックチェーンと社会貢献と、時々、タワゴト」vol.2

こんにちは、仮想通貨好きの“神林なな”です

先日、友人とランチをしていたところ、つい仮想通貨投資の話をしてしまいドン引きされました……。
しまった……数人同じ経験あったのに(笑)。
まだまだ、仮想通貨というワードは怪しいと思われているのですね。
頑張って素晴らしい技術でできていることを広めたいです。

「史上最も成功した女性アーティストと仮想通貨」

みなさんご存知だと思いますが歌手のマドンナさんは「世界的なポップスターの女王」ですよね。
彼女は「全世界で最も売れた女性レコーディング・アーティスト」そして「史上最も成功した女性アーティスト」と認定されているスーパーアーティストです。
私、なな少女も思春期の頃、お姉さんの部屋へ忍び込んでセクシーなアルバムジャケットを見ながらドキドキして聴いたことを思い出します(笑)。
先日、そのマドンナがご自分の誕生日を記念して(マドンナの年齢はゴニョゴニョ)仮想通貨XRP(リップル)を発行しているリップル社やFacebook社と協力して彼女の設立した慈善団体への寄付(募金)活動を一ヶ月に渡って行う記事をツイッターで見かけましたので、興味津々に読み進めました。
この活動の主体はFacebookからの募金で、そのページによれば、7月30日から8月31日まで行われた今回の募金は約1670人から計83万6千ドル(日本円にして約9千200万円)も集めており、目標である100万ドルに達しそうとのことでした。
今回、リップル社はどのようにマドンナの募金と関連しているのか調べたところ、提携はリップル社の技術を使うのではなく、集まった募金額と同金額を(仮想通貨XRPか現金かは不明)を、リップル社が寄付として送ると言うマッチング寄付(募金)制度を利用するとのことでした。
マッチングギフト? 初めて聞いた言葉でした。

「マッチングギフトとは」

今回リップル社が行ったマッチング寄付(募金)制度について調べてみました。
「マッチングギフト」とは、企業や団体などが社会貢献を目的として寄付や義援金を募る際、寄せられた金額に対して企業側が一定比率の額を上乗せし、寄付金額を増やした上で寄付する上乗せ贈与制度のことです。
近年、企業が従業員の募金活動を金銭的にサポートする仕組みとして導入するケースが増えており、会社が従業員からの寄付金と同額(上乗せ率100%)を拠出して、支援に厚みを持たせる形が多くとられています。
世の中にはこのような基金制度があるんですね。
マッチングギフトを企業が行うメリットは「社会貢献」が一番です。
災害や社会福祉に対して金銭的な支援を行うことで、社会に大きく貢献をすることができます。
また、従業員の社会貢献意欲を大切にする企業だと求職者や従業員、社会にアピールすることも可能です。

「海外セレブの社会貢献」

このように、海外のセレブの多くは深く社会貢献と関わりあっています。
先日映画スター、アシュトン・カッチャー氏はリップル社のブロックチェーン技術を利用し、約4億4千万円を人気TV番組『エレンの部屋』の収録中に番組司会者のエレン氏が運営する野生動物保護団体へ寄付。
一躍話題となり、全米にリップルの名前がとどろきました。
その際、リップル社の送金サービスは400 万ドルを「ルワンダ・フラン」に一瞬にして換金、送金するところを実演しました。
衝撃ですよね! 約4億円が一瞬にして保護団体へ換金・送金なんて!
エレン氏も驚きを隠せず「I love you. I love Ripple. その送金私にクリックさせて〜」と言ってましたよ(笑)。私も言いたいです(笑)。

「仮想通貨で寄付するメリット」

では、先のアシュトン・カッチャー氏のようにブロックチェーンの技術を利用して寄付を行うことは、今の寄付とどのように違うのでしょうか?
まず一つは、「手数料の低さ」です。
銀行を通さず直接やりとりができるため、海外への寄付も手数料はほんのわずかです。
寄付金よりも手数料の方が上回るなんて残念ですものね。
そして二つ目は、「寄付金の流れを透明化」できることです。
寄付をする側からしてみれば、自分が寄付した先は信頼のおける団体なのか?必要な人にちゃんと届けられたのか?と不安になる人も多いのではないでしょうか。
それをブロックチェーン技術によって「いつ、誰に」寄付金が届くかを寄付者がしっかり見届けることができます。
これによって社会貢献に関心はあるものの寄付先の組織・NPOに対する不信感が妨げとなっていた人でも安心して寄付活動ができる社会になりますね。

「仮想通貨による寄付の将来」

現在の仮想通貨やブロックチェーン技術を利用した寄付や慈善事業には、税金の問題や値動きの激しさや団体によっては送金の取り消しができないなど、まだまだ問題点もあります。
しかし近い将来これらの問題は解決していくのではないでしょうか?
仮想通貨と寄付と言うのは非常に相性が良いと思いますし、より簡単に、より安心して誰もが気軽に社会貢献しやすい環境になっていくことを期待しています。

神林なな

Profile
神林なな
2017年ブロックチェーンの記事を読み「難しいことはわからないけど凄そうだ」と仮想通貨の投資を始める。
その後、情報収集のためツイッターを始めると沢山の仲間ができ、そのみなさんとカンファレンスや講演会など様々なイベントに参加。
仮想通貨の未来に夢を膨らませワクワクドキドキ中。
「果報は寝て待て」の精神で仮想通貨の投資を楽しみます。
XRP、ETH、ADA推し。