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coinbook、暗号資産取引サービスを開始 IEO申込開始は今月29日から

暗号資産(仮想通貨)交換業としてNFT関連サービス等を手がけるcoinbookは16日、同日より暗号資産の現物取引サービスを開始したことを発表した。対象サービスとして、まずADA/JPYペアの取引を提供する。

coinbookは「ブロックチェーン市場に新たな風を」というビジョンを掲げ、エンターテインメント×ブロックチェーンの新たなマーケット・サービスを展開してきたcoinbookは、2021年4月に金融庁より暗号資産交換業者として登録された。以降、昨年4月からは「エスクロー信託(取引保全)」を活用した暗号資産のOTC取引業務をスタートさせるなど、暗号資産取引サービス開始に向けて準備を着々と進めてきた。

なお、記事執筆時点で金融庁の届け出にはエイダのほか、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、XRP(リップル)の3銘柄が登録されている。現時点ではエイダのみの取扱いとなっているが、随時追加されていくものとみられる。

また、coinbookは13日、株式会社オーバースが発行するNippon Idol Token(NIDT)のIEOに関して、今月29日より購入申し込みの受付を開始することを発表した。

申込期間は4月19日までとなっている。その後、4月20日から24日に掛けて抽選、NIDTの受け渡しが行われ、4月26日12時からcoinbookの取引所サービスにおいて取扱いが開始される。

NIDTの総発行枚数は10億枚で、販売総数は総発行枚数の30%に相当する3億枚だ。NIDTのIEOは国内暗号資産取引所DMM Bitcoinと共に実施する。両者の取扱い枚数はともに1億5000万NIDTとなる。販売価格は5円/NIDTだ。

NIDTは、イーサリアムブロックチェーン上で発行されるユーティリティ・トークン。メタバースを利用して活動を展開する新しいアイドルグループの組成と活動を目的に発行される。総合プロデューサーにはAKB48や坂道シリーズで知られる秋元康氏が就任する。

NIDTの発行体であるオーバーズは、新しいアイドルグループの創造に向けて設立されたエンターテイメントを企画、制作、開発する会社。本プロジェクトにおける新規暗号資産の発行者であり。対象事業の企画と運営を行う。

国内のIEOでは、先日コインチェックにおいて、株式会社フィナンシェが発行するフィナンシェトークン(FNCT)の取引も開始された。

画像:coinbook

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