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令和元年のマイニング Vol.3

月刊仮想通貨7月号vol.16 2019年5月21日(火)発売号より

毎週木曜日に更新予定となっております。

「VIPPOOLとは?」

プールマイニングで、複数のマイナーが協力して採掘を行うプラットフォームのことをプールと言う。
数あるプール運営業者の中でも、日本発祥の仮想通貨モナコインのマイニングプールを運営しているのが東証一部上場の半導体メーカー、アクセル(東京都千代田区外神田)の子会社、VIPPOOL(同)だ。

同社が運営するプール(名称・VIPPOOL)は、モナコインが誕生して1カ月後の2014年2月、全国に先駆けて開設された。
多くのモナコインのマイニングプールが開設して閉鎖するなど、淘汰の波にさらされる中、生き残り、同通貨のシェアは約10%と国内最大規模になるまでに成長した。
18年10月現在で、同じく国内最大規模のハッシュレート(採掘速度)となる1629GH/s(ギガハッシュ毎秒)を提供。
プールに登録するユーザー数は1万9000人、プールに参加するワーカー数は1000人程度の大所帯となっている。
モナコインの現在価格(2019年4月30日現在)は約120円。
高いハッシュレートから報酬頻度が多いVIPPOOLとは言え、報酬額が価格に比例するマイニングの特性を考えると、マイニング環境は良いとは言えない。
VIPPOOLの小島悠貴社長も「個々が持つマシンやパソコンのスペック、運用方法によって報酬額が異なる」と明言を避ける。
ただ、VIPPOOLが運営するそもそもの目的は、事業収益の確保ではない。
マイニングプールの運営会社はユーザーのマイニング報酬の一部から、数%の手数料をとるのが一般的だが、VIPPOOLは取っていないからだ。
小島社長は「自社のブロックチェーン技術を生かし、少しでも多くのマイナーにモナコインを身近に感じてもらいたい」と狙いを語る。
それでも収益化を目指してない訳ではない。
現在、FPGAのシミュレーターをモデルに、プールマイニングに特化したハードウェア(マイニングマシン)を開発中で、マシンの提供開始と同時にプールの運営を収益事業とする計画だ。
優れたシステム精度から、高い運営の安定性を強みとするVIPPOOL。
小島社長はマシンの提供開始と連動させながら、「モナコインのプールマイニングでのシェアを増やすと同時に、モナコイン以外のアルトコインのプールを作っていきたい」と意気込む。

◎別囲みでマイニングプールの使い方
日本最大のモナコインマイニングプールであるVIPPOOL。
その使い方はどうなっているのか。
個人のマイナーがウィンドウズのOS(オーエス)で、GPUを使ったケースを想定し、登録からマイニングまでの流れを説明する。
まずコインアドレス、パスワード、メールアドレスに加え、出金時に必要なPINを設定して新規登録。
登録後にマイニングする際のワーカー名やワーカーの採掘難易度(ディフィカルティ)を設定すれば、第1段階は完了だ。
採掘難易度は、ハッシュレートに比例して高くなりやすくなるが、後からでも数値が変更できるので、少なめに数字を見積もっても問題なさそうだ。
次に行うのが、GPU向け汎用並列コンピューティングプラットフォームのインストールだ。
NVIDIA製のGPUであれば、CUDA(クーダ)で、ウィンドウズ版を選択してダウンロードする。
さらには、「ccminer」などのマイニングツールをダウンロードして設定して起動すれば、マイニングが実現する。
払い出しはアカウントからでき、自動と手動の両方で行える。

今週はここまでとなります。
本文は月刊仮想通貨7月号vol.16に全て掲載されていますので、是非下記リンクにてお買い求めください。

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