月間暗号資産

  • HOME
  • NEWS
  • 日本発のOasys、ネクソンや前澤友作氏のMZ Web3ファンドから資金調達

日本発のOasys、ネクソンや前澤友作氏のMZ Web3ファンドから資金調達

日本発のゲーム特化型ブロックチェーンであるOasysは6日、戦略的投資ラウンド(Strategic Funding Round)を実施したことを発表した。

発表によると、先月30日から12月4日までの5日間でパブリックトークンセールを実施し、60ヵ国の投資家が参加。開始から半日以内に目標額を超える出資を受けたという。なお、調達額は明らかになっていない。

Oasysは今年7月に25億円を調達していたが、さらなるエコシステムの強化を目的に戦略的投資ラウンドを実施した。参画したのは、ベンチャー・キャピタルのギャラクシーインタラクティブ(Galaxy Interactive)や韓国ゲーム大手のネクソン(Nexon)、前澤友作氏のMZ Web3ファンド、韓国のゲーム会社YJM GAMESなど10社だ。

Oasysは今年10月よりメインネットローンチプロセスが開始しており、現在は完全なローンチに向けプロジェクトを進めている。今回の参画企業との連携を通じ、ゲームパイプラインやバリデータ体制の強化を図り、ブロックチェーンゲームの世界的な普及に向けて取り組んで行くという。

Oasysのディレクターを務める森山大器氏は、「直近のWeb3業界を揺るがす重大な事件を受けて、分散的で強固な事業基盤を築くこと、また、真に面白いゲームやコンテンツで業界を牽引していくことの重要性が高まっていると言えます。そのような中、今回のラウンドにゲーム事業者様、VC・ファンドの皆様など多方面よりご参画いただけたこと、またPublic Saleでも世界各国の個人投資家の方々にご参加いただけたことはOasysにとって非常に大きな意義があることです」と述べ、「引き続き、皆様にいち早く優良なブロックチェーンゲームをお届けできるよう、着実にプロジェクトを前進させてまいります」と意気込みを語った。

Oasysはゲーム領域での活用や技術促進を目的として立ち上げられたブロックチェーンプロジェクト。初期バリデータにはセガやスクウェア・エニックス、バンダイナムコ研究所などの大手ゲーム企業ら計21社が参画している。

コンセンサスアルゴリズムはPoS(Proof of Stake)方式を採用しており、取引手数料の無料化と取引処理の高速化を実現することで、快適なゲームプレイ環境の提供を目指す。

画像:Oasys

関連記事

日本発のゲーム特化型ブロックチェーンOasys、メインネット稼働へ第1段階始動

日本発のゲーム特化型ブロックチェーン「Oasys」、25億円の資金調達完了

セガの「三国志大戦」を活用したカードゲームがOasysで展開 DJTが開発へ