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韓国当局、テラ創業者のド・クォン氏の国際指名手配をインターポールに要請

韓国の検察当局が、テラフォーム・ラボ(Terraform Labs)の共同設立者でCEOのド・クォン(Do Kwon)氏の国際手配書「レッドノーティス」の発行をインターポール(国際刑事警察機構)に要請したことがわかった。19日、Financial Timesなど複数のメディアが報じた

ソウル南部地方検察庁は19日、クォン氏が「明らかに逃亡中であり、尋問のために我々の前に現れる意思がない」として、ソウル外務省にクォン氏のパスポートを取り消すことを要請した。

インターポールのWebサイトによると、レッドノーティスは世界中の法執行機関に対して「引渡し、自首、または同様の法的措置が取られるまで、人物を探し出し、仮逮捕する」よう要請するものとある。レッドノーティスは、起訴または刑の執行のために指名手配された逃亡者に対して発行されるという。

検察当局によると、クォン氏は弁護士を通じ、捜査当局の召喚にはすぐに応じることができない意向を伝えたようだ。これを受け、検察の広報担当者は「我々はクォン氏の所在を突き止め、逮捕するために最善を尽くしている。クォン氏の会社の主要な財務担当者も同じ時期に同じ国に出国したので、彼らは明らかに逃げている」と述べているという。

先週、韓国の裁判所はクォン氏とテラフォーム・ラボの関係者ら6人に対して、韓国の資本市場法違反で逮捕状を発付した。

逮捕状が発行された後、クォン氏は反論。18日には、「私は“逃走中”などではない。コミュニケーションに関心を示した政府機関に対して、私達は完全に協力しており、何も隠すものはない」とツイートしている。さらに、「私達は非常に高い水準の誠実さで対応しており、今後数ヵ月で真実を明らかにすることを楽しみにしている」と続けた。

なお、自身の所在については「GPSベースのWeb3ゲームに参加している」と述べており、詳細については明らかにしていない。

画像:Shutterstock

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