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ビットコイン、大型アップデート迫る 価格も最高値をうかがう展開に

ビットコインの大型アップデートが迫っている。今回のアップデートは14日頃に行われる予定で、ソフトフォーク「Taproot」により、1トランザクションあたりのデータとそれに伴うネットワーク手数料の削減、そしてスマートコントラクト機能が強化されるという。

ビットコインの前回のアップデートは2017年に行われたSegwitで、1回の取引で記録するブロックに必要なデータ量を減らすことに成功した。

現時点でビットコインは「楕円曲線電子署名アルゴリズム(ECDSA)」と呼ばれる署名システムを採用している。このアルゴリズムは、ビットコインウォレットを制御する秘密鍵から作られ、ビットコインが正当な所有者によって使用されなければならないことを保証する仕組みだ。Taprootでは、「シュノア署名」と呼ばれるものに切り替えることを予定している。1つの取引に対し、複数の署名を1つに集約することができ、シングルシグの取引とマルチシグの取引の違いをわからなくする。つまり、従来よりもセキュリティ面を強化することにつながる。

こうした署名アルゴリズムの強化は、スマートコントラクトの面でも見てもメリットが大きい。Taprootによってスマートコントラクトのコストが削減し、ブロックチェーン上のスペースがより小さくなる。

現在、イーサリアムはdApps(分散型アプリケーション)のためのブロックチェーンとして圧倒的な存在感を示している。ビットコインのブロックチェーン上でスマートコントラクトを作成する開発者が増えれば、ビットコインがDeFi(分散型金融)の領域でさらに重要な役割を果たす可能性もあるだろう。長期的にみると、ビットコインが暗号資産のトップとしての地位を維持するためのものだ。

記事執筆時点で、ビットコイン価格は745万円近辺で推移している。10月18日〜21日にかけて高値を更新し、760万台まで上昇。一時は調整が入ったものの、今後の資金流入に関してはポジティブな見方が強く、再度高値を狙う勢いだ。

なお、タップルートが実行され、コミュニティがその実装や効果を実感できるようにまでには約1年はかかるとされている。

画像:Shutterstock

                                   
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