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ビットコイン、先物ETFのローンチで過去最高値の更新に期待

19日、ついにビットコイン(BTC)先物ETF(上場投資信託)ローンチし、ビットコイン先物ベースのETFが取引開始される。暗号資産(仮想通貨)業界待望のETFは、大企業のIPO(新規公開株)のような期待感に包まれている。

一時は過熱感を嫌い下げに転じ、5万9000ドル(約672万円)台まで下落したが、すぐに買いが入り値を支える展開となった。一部の投資家がビットコインの現在価格をいくら高いと判断しようとも、新しい買い手が次々と出現しているのが今の状態と言える。

さらに、ビットコイン先物ETFが上場されれば価格は一段高になると見ている投資家も多い。そういった点からも、ETFローンチ初日で価格調整をする展開は想像しづらい。

ビットコインは現在、6万2000ドル(約706万円)前後を推移している。18日には一時的に価格を落としたものの、6万1000ドル(約695万円)あたりで買い支えが入っている。米時間に入れば6万3000ドル(約717万円)を超え、さらに上値をうかがう可能性もある。

ビットコイン週足

6万4000ドル(約729万円)から6万5000ドル(約740万円)にかけては軽いレジスタンスの帯が存在する。4月に付けた高値付近で売り手のポジションが固まっているため、手仕舞う動きが出てくるためだ。

しかし現在の雰囲気であれば、売りを待つ動きが出てくる可能性がある。そうなった場合、特に強いレジスタンスは存在しなくなるため、さらに上値をうかがう展開も十分に考えられる。ただし、ローンチ初日はご祝儀相場となり激しい価格変動がみられる可能性もあるため、動向を注視した方がいいだろう。

画像:Shutterstock