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Twitterでビットコインの送受信が可能に 英決済企業が提供

英国を拠点とするデジタル決済プラットフォームBottlepayが、Twitter上でビットコインの送受信を可能にする機能を正式にローンチした。18日、同社が公式ツイッターで発表した。

すでに、ベータ版は先月10日から利用が開始されており、約1ヶ月で2万人のユーザーを集め、これまでに240万ドル相当の取引を処理したという。

Bottlepayのユーザーは、同社のアプリを通じて、この機能を利用することができる。例えば「@bottlepay send 1,000 sats to @twitteruser」とアカウントを指定してツイートすることで、送り主のウォレットから受け取り側のウォレットに、指定量のビットコインを即座に送ることができる。ウォレットは、Bottlepayのアプリに紐付ける必要がある。

Bottlepayはライトニングネットワーク上に構築されており、ビットコインと法定通貨間の即時決済が可能だ。

ライトニングネットワークとは、ビットコインのブロックチェーンが抱えるスケーラビリティ(拡張性)や処理速度などの課題を解決するために開発されたソリューションのことをいう。

今後、Bottlepayは、Twitter以外にも、Reddit、Discord、TelegramなどのSNSアプリと提携し、ネットワークを拡大していく予定だ。また近い将来、より多くの法定通貨も追加する方針で、次はユーロのサポートを考えているという。

BottlepayのCEO、Mark Webster氏は「今日の消費者は、世界のどこからでもすぐにお金を動かすことができるツールを求めています。Bottlepayのソーシャルビットコイン決済は、これまでの不便で時代遅れな決済システムを大きくアップデートし、よりスムーズで簡単な取引を可能とします」と抱負を述べた。

画像:Shutterstock