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ソフトバンク、日本セキュリティトークン協会に入会

一般社団法人日本セキュリティトークン協会(JSTA)は、ソフトバンクが賛助会員として入会したことを発表した。4日、同協会がプレスリリースで発表した。

これまでもソフトバンクは、世界の通信事業者で組織するブロックチェーンコンソーシアム「キャリア・ブロックチェーン・スタディ・グループ(CBSG)」に参加してきた。

CBSGでは昨年2月にクロスボーダー決済の試験に成功するなど、ブロックチェーンを活用したモバイルウォレットなどの開発を進めている。

日本セキュリティトークン協会は2019年5月27日に設立。

セキュリティトークンの技術、制度、ビジネスに関して、調査、研究、普及・啓発活動等を行うことを目的としている。

セキュリティトークンとは、株式や債券など実社会における資産をブロックチェーン上でトークンとして発行したものを指す。

近年、いくつかの企業がSTO(セキュリティー・トークン・オファリング)によって資金を調達し始めており、国内の複数の暗号資産(仮想通貨)取引所もSTOに対応することを視野に入れて証券業へ参入する準備をしている。

現在JSTAには、LIFULL、伊藤忠テクノソリューションズ、クニエなど10社が正会員として加盟している。

また賛助会員として、NTTテクノクロス、日本ユニシス、三井不動産など29社が加盟している。今回、ソフトバンクが参加したことにより、計30社となった。

JSTAはソフトバンクの賛助会員としての入会について「ソフトバンクグループ株式会社傘下の大手電気通信事業者です。ソフトバンクの入会により、JSTAの企業会員コミュニティは、正会員10社・賛助会員30社となりました。JSTAは引き続きコミュニティの拡充に努めるとともに、日本国内外におけるセキュリティトークンを用いたビジネス創出に貢献してまいります」とリリースで述べている。

画像:Shutterstock