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新たにCoinBestが国内暗号資産取引所に

CoinBest株式会社は23日、資金決済に関する法律に基づく暗号資産交換業者として登録が完了したことを発表した。

令和2年に登録された暗号資産交換業者としてはオーケーコイン・ジャパン、コイネージ、Payward Asiaに次いで4社目となる。

CoinBestは2017年8月に設立されて以来、暗号資産交換業者登録のために資金決済法や金融庁のガイドラインを遵守する体制を整えてきた他、2019年には一般社団法人日本暗号資産取引業協会(JVCEA)に、第二種会員として加入している。

JVCEAは、暗号資産交換業者および暗号資産関連デリバティブ取引業の自主規制団体であり、自主規制規則の制定や会員に対する検査・指導・勧告・処分、業務相談、苦情受付などを主な業務としている。

会員は3種類の資格に分かれ、暗号資産交換業者として業務を遂行している事業者には第一種会員、CoinBestのように登録申請中又は登録申請を予定している第二種会員、協会に賛同する第三種会員がある。

第二種会員としては他に、株式会社マーキュリー、株式会社ワイレックス・ジャパン、株式会社デジタルアセットマーケッツ、東京ハッシュ株式会社などがある。

CoinBestは暗号資産(仮想通貨)取引所としての具体的なサービスに関して公表していないが、金融庁が公表している暗号資産交換業者登録一覧の取り扱い暗号資産に、BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)の2種類が記載されている。

またコーポレートサイトでは「暗号資産を通して、世界中の人々がもっと豊かに、もっと幸せになるため、お役に立ちたい」という思いを掲げている。

さらにCoinBestは、具体的な企業名を明かしてはいないものの「業界の方なら、誰もが知っている中国の大手ブロックチェーン企業のグループ会社」であることを公表しており、多国籍なチーム構成になっているという。

サービス提供時期については発表されていないが、9月下旬より口座開設の申込受付を開始する予定とのこと。

直近では、今月8日にも米国の暗号資産取引所Krakenの日本法人Payward Asiaが、暗号資産交換業者として登録を完了しており、18日から口座開設手続きを開始している。

画像:Shutterstock