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ユニスワップ、独自暗号資産を発表

イーサリアムベースのトークンを交換できる分散型取引所(DEX)・Uniswap(ユニスワップ)は、今後4年間にわたり10億枚の独自ガバナンストークン「UNI」の発行を明らかにした。16日、同社の公式サイトで発表された。

ユニスワップはブロックチェーン上のプログラムで動作する暗号資産(仮想通貨)取引所だ。

イーサリアムや、イーサリアムブロックチェーン上のトークンであるERC20トークンについて、交換したいもの選ぶだけで瞬時に取り引きが完了する。

暗号資産取引所のように、資産をいったん預ける必要はない。

ユニスワップは今年に入ってから米国を中心に急速に成長している。イーサリアムネットワーク上で構築されているDeFi(分散型金融)プラットフォームの取引手数料の支払い額でトップの位置を占めている。認知度と業績もこの数ヶ月で大幅に上昇している。

ユニスワップの今月1日の取引高は9億5359万ドル(約1,010億円)となり、前月比10%以上の増加となった(ユニスワップ発表)。

ユニスワップの発表によると、UNIトークンの導入により、プラットフォームの成長をより促進することができるようになるという。

UNIトークンはユニスワップがコミュニティ主導のプロトコルとするため、リリースされる。

今後保有者は、流動性マイニングの新たなプールの増設や、ガバナンスイニシアチブ、他のプロジェクトへの支援金付与など、広い提案の投票をすることができるようになる。

また、世界最大の取引所であるBinanceは、UNIトークンのリリースを受け、新規上場を表明。同社の公式Twitterで17日に発表した。

上場日の具体的な日程はUNIの発行が決まってから発表される。

画像:Shutterstock