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イタリア国内銀行、ビットコイン取引サービスを開始へ

イタリアの銀行Banca Sellaが、ビットコイン取引サービスの開始を発表した。
このサービスは独自の銀行プラットフォーム「HYPE」を通して利用可能になるようだ。
今回の取引サービスはイタリアのフィンテック企業Conioと協力することで実現。
これにより、Banca Sellaが抱える120万以上の顧客はHYPEを通じてビットコイン取引を行うことができるほか、商品やサービスへの支払いで暗号資産が利用可能になるという。
HYPEのプレスリリースによると、顧客が望むサービスについて調査した結果、13.5%のユーザーが暗号資産の取引に関心を示していることが明らかになった。
HYPEのゼネラルマネージャーであるAntonio Valitutti氏は、「特に若く賢い人達の間でビットコインの関心が高い」と述べた上で、「HYPEのビットコイン取引サービスはユーザーのニーズに一致する提案である」と語った。
イタリアでは新型コロナウイルス感染症・COVID-19の感染者が5万人を超えるなど、今後の先行きが見えない状況となっている。
そうした中で、どこでも取引できる暗号資産への関心が高まっているようだ。
先日、イタリア赤十字が新型コロナウイルス感染症対策で暗号資産募金を開始した。
募金開始からわずか数日で目標額である1万ユーロ(約120万円)を達成していることからも、暗号資産の需要と関心の高さが伺える。