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新型コロナの影響で銀行封鎖…BTCプレミアム発生

新型コロナウイルス・COVID-19の感染拡大を防ぐため「国境封鎖」が相次いでいる南米諸国で、ビットコインの取引量が増加していることが明らかになった。
海外メディア「Decrypto」が18日に報道した。
報道によると、ベネズエラは新型コロナウイルス感染防止のために全国的な検疫下にある。
また、同国すべての銀行が閉鎖する措置が取られた。
こうした中、P2P取引所でのビットコイン取引が増加している。
現在、チリ、ボリビア、アルゼンチンなど、南米では12か国全て(記事執筆時点)で感染が拡大、これまで700人以上の感染者が確認されている。
特にベネズエラでは政府が「非常事態宣言」を発令。
国内の銀行システムを無期限に停止するよう求める書簡を発表した。
個人同士が相対取引を行うP2P取引所のLocalBitcoinsでは、でベネズエラ・ボリバル建ての取引が活発になっており、2月末に375BTCだった1週間の取引量は先週、540BTCまで増加した。
またコロンビア・ペソ建ての取引量はこの1週間で289BTCから403BTCに、アルゼンチン・ペソ建ての取引量は50BTCを超えた。
新型コロナウイルスによる銀行全土封鎖については、イタリア、マレーシア、ベルギーなど、世界中で広まっている。
退避資産として、ビットコインを含め暗号資産がこれからどういった推移をするのか注目が集まる。