ビットコイン、約3ヶ月ぶりに1万ドルに到達

ビットコイン価格は9日、昨年10月末以来となる1万ドルを突破した。
昨年の10月に1万ドルを超えた際は、中国の習近平氏による「ブロックチェーン技術を国家として推進する」という発言が大きく影響し7500ドル程だったビットコインの価格が、1日にして大きく上昇した。
しかし、その後は継続して上昇することはなく、一時は6000ドル台まで価格を落とした。
一方、今回の上昇はビットコインの半減期や機関投資家によるファンドマネーの流入などが、徐々に底値を押し上げた要因と見られており、1万ドルを突破しても依然として堅調なチャートを形成している。
また、ビットコインの価格が上昇すると共に、主要アルトコインの価格も大きく上昇している。
年始と比較すると、イーサリアムの価格は約60％、ビットコインキャッシュは約100％、ビットコインSVは200％超と、それぞれ大幅な価格上昇を見せている。
一連の主要な暗号資産の価格上昇を受け、その他多くの暗号資産も大幅な価格上昇を見せる可能性がある。
だが、一部の専門家の間では最近の価格上昇は過熱気味であるという声もあるため、主要銘柄を中心に動向を気にかけた方がいいだろう。