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中国政府主導のブロックチェーン「联盟链」が4月より始動

中国政府主導のもと開発が進められてきたブロックチェーンサービスネットワーク(BSN)が、今年4月に稼働する見込みであることが分かった。
7日、中国大手メディア新浪財形が報じた。
このBSNは「联盟链(連盟チェーン)」と名付けられ、中国銀聯、中国招商銀行などといった国内大手企業からの支援を受けて開発されたものだ。
联盟链は中小企業によるブロックチェーンアプリケーションの開発・運用の参入障壁を大幅に引き下げることを目的としており、サーバーコストは年間2000〜3000元(約3万円〜4.5万円)。
報道によると、これは通常よりも格段に低いコストだという。
始動する時期については今年4月を目安としており、最初の稼働対象地域は古都の杭州市を予定している。
また、テスト期間は2019年10月〜2020年3月を予定し、すでに400社と600人の開発者が参加しているという。
中国の習近平国家主席によるブロックチェーン推進発言の時期からテストが始まり、今年3月に終わる見込みである事から、中国の遂行能力の高さとブロックチェーン利用に対する本気度が伺える。